11月18日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、近藤真彦(56)の不倫余波で芸能活動自粛になったことを特集。坂上忍(53)を始め、カンニング竹山(49)、おぎやはぎ・矢作兼(49)、小木博明(49)が近藤擁護、ひいては不倫擁護にまわり、ネット上で「モラル無視か!」と批判が殺到している。


 番組では、近藤が5年に及ぶ不倫をスキャンダルされたことで、CM契約解除、ラジオ番組の差し替えが行われ、さらには歌手活動と並行して行ってきたカーレース活動も自粛することになったと報道。この件に関して、竹山は「正直なこと言うと、マッチはよくね?っていう。マッチさんはいいだろう、別に」と、近藤真彦なら見逃してもいいのではとの持論を展開。


 昨今の芸能人による不倫報道についても、「法律違反でもなんでもないから。いつまでもこんなことやってたらおかしい世の中になっちゃうよ。それでも規制したいんだったら、法律作れっていう」と苦言を呈し、改めて「『マッチさんはいいのよ』っていう、そういう情報を受け取る側の考えもみないといけないかな」と、近藤を擁護した。


 これに対し、高橋みなみ(29)は「5年(不倫が続いてた)っていうのは嫌だなと思った。ちょっと女性的にはう~ん……」と反論。一方、坂上は「今回の件は、そこまで仕事に影響あるのかなって思ってたんですけど」と、芸能活動自粛にまで追い込まれたことが腑に落ちない様子。さらに、小木からは「いい不倫だと思いますよ」との発言が飛び出すと、坂上は「不倫にもいろんな不倫がある。確かに傷ついた女性なり、男性が声をあげて『どうにかしてください、助けてください』というのもあれば、そうじゃないものもある」と切り出し、竹山も「いろんな不倫があると思うんですよ。小木くんの言う“いい不倫”じゃないけど……大人になるといろいろあるの!」と賛同した。


「唯一、高橋のみ『いい不倫なんてないですよ!』とキッパリ否定していましたが、流れは完全に不倫擁護という流れに。ただ、視聴者は坂上らの意見に違和感を覚えた人が多かったようで『傷ついてる人がいないから不倫もOKって何言ってんの?』『傷つかない不倫なんかあるのか?みんなが助けを求められるとでも思ってるのか?今日のバイキングほんとヤバい』『近藤真彦の不倫を正当化しようとするこの出演者達って何なの?』と批判の声が殺到していました」(芸能ライター)


 過去には、俳優の東出昌大(32)やアンジャッシュ・渡部建(48)などの不倫問題も扱っていた当番組。そのときはニヤニヤしながら不倫した当事者を袋叩きにしていた気がするが「いくらなんでも相手を見て態度を変えすぎ」と、呆れた視聴者は少なくなかったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 モラル無視か!『バイキング』近藤真彦の不倫を完全擁護で視聴者から批判殺到