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この日は、俳句タイトル戦「金秋戦」の予選が行われた。出場者が4つのブロックに分けられ、各ブロックの1位通過者と、全ブロックの2位の中から一番良い句を詠んだ補欠1名の、計5名が決勝進出という仕組みだが、Kis-My-Ft2からは、横尾と北山宏光(35)が出場。北山はAブロック、横尾はBブロックとなった。
予選A・Bブロックのお題は「ピアノ」となっていたが、まず、Aブロックの北山は「五指跳ねる 英雄ポロネーズ 弾く秋」という俳句を披露。「跳ねる」と「弾く」が同じ意味になっているが、この俳句を目にした横尾は、「東大王の戦いの時と同じ作り方をしている」と指摘した。実は、9月24日放送の3時間SPで東大王とバトルした際、北山は「ペン止めて FMさがみ 聴く秋夜」という俳句を披露。「FMさがみ」と「聴く」と被っていたが、それが褒められたため、今回も同じ手法を使ってきたと分析していた。
この横尾の指摘に夏井いつき先生(63)は、「横尾さんもなかなか見抜くようになりましたね」と驚き。しかし、今回の被りはいらなかったといい、リズムが上手くいっていないとして添削後は「五指跳ねる 秋や 英雄ポロネーズ」という句に。残念ながら北山は3位で予選敗退となってしまった。
「そんな横尾ですが、披露したのは『休暇明 アルトのビブラート 太し』という俳句。夏休み明けの男子学生の急な声変わりが表現された俳句で、これには永世名人の梅沢富美男(69)も『あなたと今後決勝戦うのが怖い』とうなるほど。夏井先生にも『とてもコンパクトに言葉を選んできたと思います』『褒めたいというか、上手になってきたなと本当に嬉しく思っています』と絶賛され、添削もなし。見事ブロック1位で予選を通過していました」(芸能ライター)
北山だけは悔しそうに「音楽できないよね?」と音痴ぶりをイジっていたものの、この横尾の成長ぶりに視聴者からも、「めちゃくちゃいい俳句だな」「ピアノ→合唱→声変わりに発想をとばしてこんな素晴らしい俳句を詠めるってすごい!」「本当にめちゃくちゃ実力開花してると思う」といった声が寄せられていた。