10月12日放送のトークバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)での、歌舞伎役者の市川猿之助(44)が登場した。


 猿之助といえば、9月27日に最終回を迎えたドラマ『半沢直樹』(TBS系)に出演し、主人公・半沢直樹の敵役の伊佐山泰二を演じ、話題に。この日も他局ながら『半沢』に関するトークが多く展開されていたが、その中で、猿之助が現在、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(27)に腹を立てていることを告白する場面があった。


 事の発端となったのは、粗品が以前出演していたクイズ番組でのある一幕。『半沢直樹』のニセNGシーンを当てるという問題が出題され、その際、粗品は猿之助がダンボールを突き破ろうとして失敗したシーンを選び、「もしホンマのNGシーンやったら、猿之助さんが下手ですわ、演技」「まあちょっと、教えてやらなダメですね僕が」と豪語していた。しかし、結果、本当のNGシーンだったということで、猿之助は放送後、インスタグラムで「粗品くん 今後、ぜひ、演技指導をお願いしたいな~」「教えろ、教えろ、教えろ、教えろ」などと粗品を煽っていた。


「この日はスタジオに粗品が来ましたが、扉が開くと土下座で登場しました。しかし、猿之助は粗品に圧力をかけるような表情を浮かべており、怯える粗品がクイズ番組での発言について『爪痕を残したくて』と明かすと、『俺を利用して?』とグサリ。粗品は『あちゃ~』と手で顔を覆う事態となっていました。とはいえ、猿之助も本気で怒っているわけではなく、その後の流れはほぼプロレス。実際に粗品がダンボールを突き破る演技を見せることになり、促されるまま、猿之助に対し、『今から俺が伊佐山やるから、演技見とけよ』と宣言し、猿之助が『おう』と睨みつけ粗品は怯えっぱなし。結局、ダンボールを突き破り、『ま、こんなもんやろ』と言い、最終的にはなぜか粗品が猿之助に伊佐山の名セリフ『詫びろ、詫びろ』を連発し、猿之助がボケる形でオチがついていました」(芸能ライター)


 この猿之助の対応に視聴者からは、「ボケに乗っかってあげてる猿之助さん優しい」「まさに神対応」「猿之助さんがめっちゃノリノリだからこそ成立したコントみたいな感じだった」といった称賛が集まっていた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『しゃべくり007』市川猿之助、霜降り明星・粗品への神対応に視聴者が称賛