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80年代の「竹の子族」の時代から若者カルチャーの代表的なエリアとして発展してきた原宿。クレープやタピオカミルクティーブームを牽引し、若者の“聖地”としていつの時代も流行の最先端であったが、新型コロナウイルスの影響で状況が一転。外国人観光客が激減し、密集を避けるようにして若者が少なくなった今、閉店する店舗も相次いでいるようだ。
「そこで番組が、原宿に代わって若者が集まる街として紹介したのが“新大久保”です。元々“東京のコリアタウン”と呼ばれていたエリアですが、近年の韓流ブームによってK-POPアイドルグッズや韓国コスメを買い求める若者にも人気になっているといいます。これを検証するために番組では、原宿と新大久保でおととい(9月19日)、去年と同じ日と人の多さを比較し、原宿が約40%減だったのに対し、新大久保は約15%減にとどまったと伝えました。
ただ、新大久保の去年の画像として使われていた写真にはダウンやコートにマフラーまでしている人が映っていたことから『これほんとに去年の同じ日?』と疑惑の声があがることに。去年の原宿の映像には半袖姿の人物も写っていたことから『明らかに印象操作してますね』『原宿の次は新大久保だと!?絶対嘘だと思う。日テレとしては、NiziUを売らないといけないから強引にブームとしたいんだろうな。』と不信感を抱く視聴者も多かったようです」(芸能ライター)
番組MCの加藤浩次(51)はスタジオで「原宿の方には申し訳ないですけど、原宿から始まるブームがあまりにもない感じがする」としたうえで、新大久保については「新しいものという印象がある」と納得しているようだったが……。
新大久保と原宿を比較したことについては「新大久保はただの小さな飲食店街 歩道も極端に狭い、人が密になりたくさん来ているように見える」と指摘する声もあり、“韓流ブーム”を後押ししていると捉えた視聴者から批判の声が集まっていた。
ちなみに、加藤は韓流ブームに詳しいのか詳しくないのか「インスタの発信とか新大久保でチーズドッグとか、なんか“押し寿司”みたいなとかあるでしょ?肉が乗っかってる。ごめんなさい、名前出てこないけど、押し寿司みたいなのがあるのよ。みなさん、ネットで調べてみてください」とコメント。スタジオメンバーが「キンパ?」「何それ?」と戸惑う中、ネット上でも「加藤さんの言う押し寿司がめっちゃ気になる」「押し寿司ってなんだ?」と話題になっていた。
いずれにしても、原宿で青春時代を過ごした人たちは原宿から若者が少なくなったという事実に一抹の寂しさを覚えている様子。すでに若い世代は新しい生活様式の変化に柔軟に対応しているようだが、今後はこのような変化に対応しきれない世代への対策も必要となってきそうだ。