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ペットの繁殖業者に対し、生涯繁殖回数の上限やケージの広さが指定される「数値規制」。来年6月に施行される環境省令に盛り込まれる予定となっている。
そんな中、二階堂は29日にインスタグラムを更新し、「我が家のゾイは繁殖犬でした」と、2匹の愛犬のうち1匹が繁殖犬だった過去を持っていることを告白。「痩せ細り、歯はボロボロで、怯えてました」と出会った当時を回顧しつつ、どんな場所にいたの?沢山赤ちゃんを産んだの?」と心配そうに語りかけた。
二階堂は「ゾイと暮らし始めて、劣悪な環境で生きる子達がより身近な存在になりました」と、劣悪な環境下にいる繁殖犬の現状を知るようになったといい、「数値規制」のうち現在提案されているケージのサイズ「体高×1.3、体高×1.1」という数値について、「身動きも取れません。決まってしまうと次回の改正まで、彼らを苦しめ続けてしまいます」と適切ではないと指摘。「目を向けられないような残酷な現実が沢山あります」と訴えつつ、環境省の連絡先や、メールでの例文を公開し、メールでアクションを起こすよう呼びかけていた。
二階堂のこの一連の投稿にネットからは、「芸能人が声を上げてくれてよかった」「繁殖犬って初めて聞き、自分で調べて悲しくなりました」「アクションを起こすきっかけをくれてありがとうございます」という声が集まっていた。
二階堂の投稿で「数値規制」についてはじめて知ったというネットユーザーも多くいたようだった。果たして二階堂の投稿は素案にいい影響をもたらすのだろうか――。