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長嶋氏は7月初旬、体調がすぐれず検査を受けたところ、胆石が見つかり急遽入院。現在は食事もとれるほどに回復し、本人から「今は静養に努めながら、昼は高校野球、夜は巨人戦をテレビ観戦しています」とのコメントも出ている。だが、『女性セブン』(8月10日発売/小学館)の報道では、「7月中旬に黄疸の症状が出ていた」ともされ、高熱と我慢できない腹痛に襲われ「8月上旬の時点では一進一退」だと伝えられる。また、別のスポーツ紙は「面会謝絶」との目撃情報も報じられており、病状の深刻さは隠せない。
そんな中、長嶋氏は「2020年 東京五輪の聖火ランナーを務めたい」との目標を持ちながら、静養に励んでいるという。昨年末、元SMAP中居正広(45)と共演した『長嶋さんと中居くん』(テレビ朝日)でも語られた、「聖火ランナー」への情熱。果てしない野球愛と、さらに故・亜希子夫人との出会った東京五輪への思い入れがミスターを突き動かしているに違いない。
■遺産放棄した一茂、30億円不動産を管理する三奈、それでも尽きない遺恨
だが、そんなミスターの思いとは裏腹に、骨肉の確執が影を落としているのだという。
「今回の入院では、病室に”一茂(52)が姿を見せない”ことが、マスコミ関係者の間でちょっとした話題になっています。バラエティ番組での忙しさはあるかもしれませんが、一茂は結婚後、一人暮らしを続ける父の元を子供と頻繁に訪れる様子を目撃されている。なのに病室に一度も顔を出せないのは、病室に付きっきりの次女の三奈(50)との確執がまだ解けていないことに原因があると見られています」(スポーツ紙記者)
長男・一茂と次女・三奈の確執は2009年、一茂が一茂が福井県の資産家に「長嶋家ゆかりの品々」が売却されたという騒動に始まる。長嶋家の資産管理は故・亜希子夫人が代表を務める個人事務所『オフィスエヌ』が行っていた。それを一茂が勝手に持ち出したのだ。この時の額は「軽く億は超えている」(前出記者)という。さらにその後、一茂の『ナガシマ企画』が『長嶋茂雄』の商標登録を申請したことも明らかになり、三奈が激怒したのだ。
その後、三奈が『オフィスエヌ』の社長に就任し、30億円以上とも言われる不動産を管理することに。一茂は「三奈とこれ以上争いたくない」と遺産放棄を宣言して、一応の決着をみた。だが、この骨肉の確執は消えることなく「顔を合わせられない」(週刊誌記者)ほどの遺恨となっていたようだ。
2020年の東京五輪まであと2年。奇跡を起こす男・ミスターが体力を取り戻し、聖火ランナーとして元気な姿を見せてくれることを祈りたい。また、その時にミスターのそばに一茂と三奈の姿が揃ってあることを願う。