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第9話は『友達ゼロの人の末路』。クリーニング店を営む真野葉一(宮田)は、密かに思いを寄せていた常連客・神田百子(黒川智花)が結婚していたことを知ってしまう。その後、百子は葉一の前から姿を消し、いとこの安恵(青木さやか)が住む田舎へ身を寄せることに。そこで安恵から隣人として、萩原利樹(二階堂)一家を紹介される。
百子は、自分は友達なんて必要ないと思って生きてきたが、ただひとり東京に心許せる人がいたことを利樹に話す。その人を裏切ってしまったと言いながら、百子は持っていた名刺をゴミ箱に捨てていった。利樹がゴミ箱から名刺を拾い上げると、その名刺に書かれていたのは「日本一顧客想いのクリーニング屋」の文字。そう、葉一のものだった。
ところ変わって、いつもの喫茶店で偶然、妹・雪子(真崎かれん)と言い争う戸塚賢太(横尾)の姿を見かけた和田竹雪(千賀)は、賢太が店を出たあと、思わず雪子に声を掛けてしまう。雪子から、賢太が仮想通貨で1億円儲け、それが原因で彼女とも別れ、家族ともギクシャクしていることを聞く。雪子に「兄を助けてほしい」と懇願された竹雪が、過去を思い出しつつ、悩んだ末にとった行動は……。
一方、利樹が百子を再び家に招いていたところ、利樹から連絡を受けた葉一が乗り込んできた。「末永く僕と友達でいてください!」という葉一の必死の告白に、涙と笑顔で答えた百子。その後、微妙な雰囲気を漂わす葉一と利樹を見て、百子は「わざと仲を悪くしているように見えるのはなぜ?」と尋ねる。すると、葉一は小学生時代のことを語りだす……。
とうとう葉一と利樹、賢太と竹雪が現在でも関わり合いを持った今回。さらに小学校時代の「生贄ゲーム」や、4人の友達だった武士道(ベスト)の死という衝撃的な過去も明らかになった。そして4人をつなぐキーパーソンがどうやら百子だということも……。
意外性に富んだ波乱の展開に、ファンからは「毎回この短い時間にいろんなことが凝縮されていて脚本に脱帽する。次回がこんなに気になるドラマは久しぶり。たくさんの人に見てもらいたい!」「秀逸なドラマ! みんなの末路がどうか明るいものでありますように」「またまた予想を裏切る展開になってきて! これは最終回まで先が読めない! 本当に面白いドラマだ!」「人生の選択から導き出す家族や友情を描く奥深いドラマが生まれるなんて想像のずっと上をいってたなあ!」と感動と興奮の声が寄せられた。
いよいよ最終回。予想のつかない結末と舞祭組4人の渾身の芝居を最後までじっくり楽しみたいところだ。
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