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5月21日に日本テレビ系列で放送された『行列のできる法律相談所』において、先代の司会者だった島田紳助氏が紹介される一幕があった。
この日の放送では、11年前に始まったカンボジアでの学校建設の企画が紹介された。番組側はVTRでテロップを織り交ぜながら学校建設の経緯を説明。《壮大なプロジェクトは先代の司会者・島田紳助さんのひと言から始まった》とし、島田が学校建設に走る際の言葉を紹介していた。「たかが学校1個作ったって何も変わらない。世界中に学校は何十万と必要なんだから」としながらも「でも、その1個でもないよりはあった方がいい」と島田氏は強調した。
島田氏のひと言がきっかけで、市原隼人やアントニオ猪木、韓国の人気女優チェ・ジウら有名人が計100枚の絵を描いた。これが番組でオークションにかけられ、カンボジアで学校を建てる資金になったそうだ。番組によると、オークションがきっかけでできた学校は17校に上るという。
そして、番組レギュラー出演者の北村晴男弁護士が現地の学校を訪れ、開校当時に学校で学んでいた子供らの“その後”を紹介。北村弁護士は現地をレポートしながら、得意の野球で学校の子供達と交流した。
北村弁護士のレポートに加え、10年前に学校を訪れた故・小林麻央さんの姿も映し出され、視聴者は大いに感動していたが、島田氏の扱いについては疑問視する声も多かった。
《まだ紳助さんの過去VTR使えないのか》
《行列は数字を取りたいなら早く島田紳助を出せ》
《行列を見てるけどやっぱり島田紳助さんって行動力スゲーよなぁ》
このように、テロップのみで島田氏の声と姿を放送しなかった番組を批判していた。
また、芸能人同士のいざこざを扱うことが多い最近のこの番組の姿勢について、《今の行列はただのバラエティ番組で面白くないけど、島田紳助の時の行列はきちんとした法律番組だったのになんでこうなった》と批判する投稿もあった。
島田氏だったら、いまの番組を作り替えようとするだろうか。
【画像】
(C)kawano / PIXTA(ピクスタ)