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こんにちは、七桜えりこです。
今回は、外資系マネージャー兼「時短コンサルタント」の岡村拓郎さんの著書、『自分を劇的に成長させる! PDCAノート』についてご紹介します。
「PDCA」…ビジネスパーソンなら誰もがご存知のことと思います。念のためお伝えすると、「Plan」「Do」「Check」「Action」の略で、まず計画をして、それを実行に移し、その後、評価をし、もしも失敗したら改善する…というサイクルのことです。ビジネスフレームワークとして有名ですね。
そんなおなじみのPDCAですが、皆様、これらをきちんと習慣化できておりますでしょうか? 本当にきちんと回せておりますか?
なんとなく、頭ではわかっていても、実際それを血肉にし、結果につなげている方は少ないのではないでしょうか…。(←私も、自信がありませぬ)
PDCAに関する類書はたくさんございますが、この本のイイところは、何よりわかりやすくて、PDCAの重要性について再認識させられるところです。サクッと読めるので忙しいビジネスパーソンでも大丈夫!
それでは具体的に、岡村さんの提案する、PDCAを回す上で押さえてべきポイントとノート術についてご紹介したいと思います。
誰もが知っているこのPDCAですが、使いこなせている人は多くないと筆者は言います。そのため、次のような悩みを抱えたままでいる方が多いようです。
どうすればこれらの悩みが解決できるのか? 筆者は「ノートに書くこと」が大切だと述べていいます。「PDCAはノートで全て解決する」とまで言っているほどです。
へぇー、ノートで解決するなら、すぐ実行できそうだけど…。
一体どうやって??
気になりますよね…!
本書では、ノート術の基本のとして、3つのポイントを挙げています。
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筆者は「PDCAは視覚化できれば回る」として、書くことにより「見える化」することの重要性を説いています。
「目に見えないものは実現できない」からです。
頭の中で知っているだけでは意味がなく、「紙の上などで物理的に見える形」にすることが大切なんだそうです。
そのため、仕事のプロジェクトやプライベートでの夢の計画などについて、毎日ノートを書くことを推奨しています。一日5分程度でよいので、とりあえず書いてみましょう。
PDCAは「仕組み化」することによって、はじめて回り出すと言います。
確かにそうかもしれません。仕組み化できていないと、ついチェックを怠ったり、アクションに繋げないまま終わってしまったりしますもんね。
それではいつまで経っても「PDCA」を回すことはできません。
本書のメソッドは、ノートに書く際、定型のフレームをつくり、思考を整理しながら、そのフレームに落とし込んでいくというものです。
このフレームワークが、あなたの試行錯誤の助けとなり、本当の成果に結びつきます。
筆者は、PDCAは「試行錯誤ができるフレームワーク」と言い換えることができると言っています。
そしてイチローを例に挙げ、「試行錯誤し続けた人が成果を手にする」と説いています。
「フレームワークで試行錯誤」、このやり方、盗んでしまいましょう!
皆様、「○○ができない」「完璧でないから」と言って、いつまでも行動に移せないことはありませんか?(私はたまにあります…)
でも、見切り発車でもいいんです。
筆者は次のように言っています。
一発で成功することはないかもしれないけど、行動することで「計画と実際のギャップ」が見えてきます。
つまり「計画(Plan)」が完璧でなくても、とにかく「実行(Do)」に移すことを癖にすることが、PDCAサイクルを習慣化するためには重要なのです。
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最後に、本書で私が最も重要だと感じたポイントについてお伝えします。
筆者は、「いくら気づきや改善策をノートに書いても何の意味もありません」、重要なのは「言葉を分析し、具体的にどう行動するかである」と言っています。
つまり「Action」です!!
PDCAの「A」ですよ、皆様!!
私としては、これが最も大事だと思います。
「課題解決のための行動」です。
是非、PDCAノート術を習得して、自分の夢やプロジェクトを成功させてください!