- 週間ランキング
成功する人とそうでない人の違いは「時間の使い方」にあるーーこう言われて異論を唱える人はほとんどいないでしょう。
それだけ誰もが時間の使い方の重要性に気づいているし、にも関わらず理想的な使い方ができていないことに気づいているからです。
成功者は成功する前から「自分の時間」を過ごす習慣を持っていて、1日平均6時間もの時間を「自分の時間」として捻出しているといいます。
多忙な日常の中で、どうすれば1日6時間もの時間を捻出することができるのか。そして成功者たちは、その時間をどのように過ごしているのか。
誰もが興味を持つこのテーマについて、著者による30年間の研究をもとに、その秘密を解き明かしたのが『成功者の自分の時間研究』です。
「自分の時間」にやるべきことは大きく5つ。今回はこの5つの項目についてご紹介します。
成功する人は知性と教養を磨くことを大切にし、「自分の時間」に本を読むなどして独学しています。
具体的には歴史、芸術、科学技術、経済情勢、世界情勢についてです。またある分野の知識レベルを高めたい場合は、専門的な勉強もします。
知性や教養は、他人と接するときや人前で話をするときに効果が現れます。また仕事に役立つかどうかとは別に、知的好奇心を満たすこと自体、人生で満足感を得る秘訣でもあります。
知性と教養がない人は、どれだけ会話のテクニックを磨いても「底の浅い人だ」と見透かされてしまうし、社会人としてのレベルも低く見積もられてしまうでしょう。
学ぶ分野を選ぶ基準は、「興味を持って楽しく取り組める分野」「ナンバーワンになれる分野」「長期間にわたり継続して勉強できる分野」の3つ。
教養とは何なのか、どんな本を読めば身につくのかについては『リーダーの教養書』を参考にしてみてください。
style="display:block;text-align:center;"
data-ad-format="fluid"
data-ad-layout="in-article"
data-ad-client="ca-pub-7457667118273508"
data-ad-slot="6286975878">
自分の仕事に関するスキルやノウハウを習得することは、仕事のパフォーマンスを高めることに直結します。
成功と仕事は切っても切り離せないものなので、成功者は「自分の時間」を使って仕事のシミュレーションをしています。
シミュレーションを行うのに適している時間は、前日夜の寝る前か、当日の朝の始業前。朝は頭が活性化しているので、この時間を活用してシミュレーションする成功者が多いようです。
やるべきことは、1日の終わりをイメージして、どんな状態を目指すかを考えること。具体的には、「タスクのピックアップ」「優先順位づけ」「仕事時間割表の作成」によって、1日の仕事の具体的な成果をイメージします。
「朝時間」を活用すべき理由や、何を習慣化すべきかについては、こちらの記事を参考にしてください。
人間は体が資本で、健康が第一です。何歳になっても健康や若さを保ち、仕事でのパフォーマンスを高く維持するためには運動が欠かせません。
成功する人は、例外なく、筋トレやジョギングなどを習慣化することで、継続してコンディションを整えていると言います。
どれだけ忙しくても、一週間のうち一定時間を運動に充てられるようにタイムマネジメントしているのです。
また健康上の理由だけでなく、ビジネスを成功させるために重要な忍耐力を養う上でも、ランニングや筋トレは適していると言います。
一流のエグゼクティブが好んでキツイ運動をするのは、ビジネスをする上で心身ともに支えてくれる効果があるからです。
もちろん、必ずしもハードなトレーニングをして体を鍛えている人ばかりではなく、ホットヨガのような軽い運動によって健康を維持しているエグゼクティブもいます。
成功者は、地位が高くなろうと、お金持ちになろうと、それに驕らずに人間力を高める習慣を積み重ねています。
自分としっかり向き合って無知を自覚したり、人の魅力を発見する努力したりして、コミュニケーション能力や職場の人間関係を良好に保つ能力、信頼を得る能力を意識的に向上させ、人間力を磨いているのです。
人間力がある人は、周囲に良い影響や感動を与える魅力があるため、多くの人から慕われ、成功を得ることができます。
また、不測の事態に直面しても心折れることなく平静を保てるように、日頃から「自分の時間」を使ってメンタルを強くするためのトレーニングも行っていると言います。
成功する人は「自分の時間」を活用して収入源を増やしています。
本業以外の収入を確保することで「収入の複線化」をすれば、やりたいことで起業しようと思ったときにもスムーズにいきますし、プライベートも充実していきます。
成功している人は、成功する前から、収入源を増やす努力をしているのです。
具体的な稼ぎ方は、次の5つのタイプに分けられます。
本書ではビジネスモデルの作り方やマネタイズの考え方についても簡単に触れられているので、ぜひ参考にしてみてください。
また1日6時間の「自分の時間」をどのように捻出するかについては、第2章で語られていますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。