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(Written by Publisher’s editor)
「ブレないこと」を強さととらえ、自らの決断を信念に突き進むリーダー。逆に「柔軟さ」を強みと考え、朝令暮改をモットーに決断をコロコロと変えるリーダー。どちらかを選べと聞かされた部下は…きっと困るでしょうね。だって、どちらも厄介なリーダーですから。
確かに「ブレない」リーダー像は伝統的ですが、誤った判断のまま進めば周りは疲弊し、チームは破綻してしまいます。
一方で、最近は朝令暮改がポジティブにとられるようになり、フレキシブルをアピールするリーダーもいますが、それも過ぎれば、部下はついてこなくなってしまうでしょう。
つまりどっちもダメ。大事なのは上手にブレること。世界のトップリーダーが実践する上手なブレ方を『すごいヤツほど上手にブレる』が教えてくれます。
この本には、次のような世界のトップリーダーが多数登場します。
企業家、政治家、軍人、学者と、そのジャンルはまちまちですが、実は彼らには共通点があります。
それは「上手にブレる」ことです。どれほど自分に自信がある判断であっても、たとえそれが自らの信念であったとしても、彼らは絶対視するようなことはせず、新たな事実に直面したときには、進んで自分の判断を変えていきます。
つまり「説得を受けいれる柔軟性」を持っているのです。
ビジネスの世界でも、人生においての話でも、「説得を受けいれる柔軟性」は軽んじられているように思います。現代のリーダーにとっては最も重要なスキルのひとつだというのに…。
そこで本書では、説得を受けいれる柔軟性が必要な理由と、それを身につける方法、そして説得される加減やタイミング、さらには説得されすぎないようにする方法について、イメージがつきやすいイラストとともにわかりやすく説明しています。
この「7つの実践」があなたに、世界最高のリーダーと同じ成功をもたらします。
誰にでも実践できるリーダーシップだからこそ、あなたの仕事と人生は劇的に変化すること間違いなしです。
本屋さんのビジネス書コーナーには、説得力を得るための本がたくさん並んでいます。たとえば「相手を思いのままに心理操作できる」とか「説得されない人を説得するには」といったタイトルの本が…。
でも、本当に説得することが必要なんでしょうか? 説得力を身につけるべきなんでしょうか? ひょっとして、説得されるべきは自分ではないのでしょうか? 本当に必要なのは「説得を受け入れる力」ではないでしょうか?
幸運にもそれに気づいたリーダーの方、そして今、リーダーに悩まされている部下の方にオススメの1冊です。
(Written by Publisher’s editor)