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まずユーザー側での使用イメージについて解説します。管理者によって発報された安否確認は、上記イメージ画像のような形でユーザーの元へ届けられます。トークに届いたメッセージを確認したユーザーは、トーク画面から回答を選択して管理者に状況を報告できます。
選択方式による報告だけでなく、テキストの打ち込みによって報告することも可能です。また画像や位置情報も共有できるため、被災状況をより詳細に報告できます。
続いて、管理者側の使用イメージについて解説します。実際に安否確認を発報する際のイメージ画像がこちらです。メッセージ送信の機能から、災害種別や送信範囲、送信内容を設定することができます。
後述する“テンプレート設計機能”を使えば、より迅速にメッセージ送信が行えます。
こちらがテンプレート設計機能です。メッセージの送信内容をあらかじめ設定でき、テンプレートとして保存できます。ゼロから入力する手間を省くことができ、災害時の迅速な安否確認をサポートします。
ユーザーから寄せられた回答の確認について、確認画面は上記イメージ画像のような形になっており、ユーザーからの回答を一覧で把握できます。集計情報も一眼でわかるように設計されているため、素早い状況把握が可能です。
>>安否確認ができるビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」
ビジネスチャットを安否確認に利用した事例として、WowTalkをご導入いただいた企業様の導入事例取材を一部抜粋してご紹介します。
北海道・札幌市に本社を構え、ITソリューションの提供やプロダクトの企画開発を軸に事業を展開する北都システム株式会社様では、2018年9月の北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)の際にWowTalkを安否確認にご活用いただきました。
道内の電気供給が完全に停まってしまい、札幌本社を含めネットワーク機器が停止した中で、WowTalkを利用しているメンバーだけがタイムリーに連絡を取れたそうです。
同社ではBCP対策として、災害時に安否確認のアラートを発信するサービスを導入しており全社員宛にメールが一斉配信されましたが、アドレスが変更されていて通知が届かなかったケースもあり、返答を確認できないメンバーの方がいらっしゃいました。
そんな中、WowTalkを普段から利用していたメンバー20〜30人で連絡を取り合い、詳細な状況確認は電話で行うといったような形で安否確認を進められていったのだとか。
総務部総務グループの安西様はインタビューの中で、「想定していた用途ではありませんでしたが、あらためてWowTalkを導入してよかったと感じた瞬間でした」と語っています。
▼北都システム株式会社
障がい者雇用から安否確認まで様々なコミュニケーション手段としてWowTalkが活躍
安否確認について、言葉の意味から代表的な方法、安否確認システムの選び方など幅広い情報をお伝えしました。
安否確認はBCP対策の一環として非常に重要なものです。これから安否確認の体制を整えようと考えられている企業の方は、ぜひこの記事を参考に整備を進めていただければと思います。安否確認を正しく理解し、BCP対策の精度を高めましょう。