- 週間ランキング
エステサロンではほぼ例外なく、ケアの最初にスチームを当てるところから始まります。これには理由があって、まずスチームの暖かさと水分によって、肌を柔らかくふっくらとさせること、そして、メイクや汚れを柔らかくし浮き上がらせること、さらに、ケア中の肌の乾燥を防ぐことなど、様々な役割を果たすためです。
特に角質ケアなどを行う場合は、肌の表面の角質を取り除いてしまうため、一時的に肌が乾燥しやすくダメージを受けやすい無防備な状態になってしまいます。そのためスチームによって肌の乾燥を防ぐことはとても重要な効果があるのです。
そんな、エステサロンのスチームを使ったフェイシャルケアが、お風呂の蒸気によるスチーム効果を利用して行えるというのが、Bioreから発売されたこれらのアイテムです。
内容量150g
2019年11月2日 全国発売
9月7日に一部オンラインショップにて先行発売
入浴中に立ち上る湯気を利用して、本格的な毛穴や角質ケアができる洗い流すジェル状美容液。
バスタイムの浴室は温度も湿度も高い状態。肌が程よく湯気でやわらいで、毛穴や角質の汚れも柔らかく落としやすくなっているので、肌のケアにはもってこいのシチュエーションです。
そんなバスタイムにこのスチームケアセラムを使うと、優しく肌表面の汚れをなじませるようにマッサージして、ぬるま湯ですすぐだけで、無理なく汚れだけがするんと落ちます。
汚れが落としやすいだけではなく、保湿成分もたっぷりと配合しているので、洗い流した後もしっとりモチモチとした手触りの肌になります。
内容量150g
2019年11月2日 全国発売
9月7日に一部オンラインショップにて先行発売
こちらも浴室で使います。お風呂から上がってすぐの濡れた肌に塗ると、肌が清潔なまま潤いを閉じ込めてくれます。
お風呂上がりからスキンケアするまでの時間も慌てることなく迎えられますし、そもそもそれ以上スキンケアがいらないくらいにしっとりと吸い付くような肌が持続します。
お風呂上りなど、角質・毛穴ケアをした後の肌は、特に潤いが逃げやすい状態になっているので、すぐにスキンケアで保湿しておくべきなのですが、スチームケアセラムとともにお風呂場で使えば、角質ケア後のダメージも防ぐことができるので、これら二つはセットで使うのがおすすめです。
浴室で、洗顔後の濡れた肌に使います。
直径3センチ程度出し、顔全体に優しくじっくりなじませます。
特に毛穴が気になる部分にはくるくると円を描くようにしっかりとなじませます。
その後よく洗い流します。
※クレンジングの後の洗顔料としても使えるそうですが、今回は石鹸で洗顔した後の肌に使いました。
使用前(写真左)、毛穴に角栓が詰まっています。
使用後(写真右)、クレンジング&洗顔でも落ちなかった頑固な汚れがとれています! 毛穴の汚れが取れたせいで細かい凹凸が見えますが、角栓は抜け出たようです。
肌のキメも整っていて、余計な肌負担がかかっていないことがわかります。
洗顔後、タオルで拭く前の軽く濡れた肌に使います。
入浴後、浴室を出る直前に、直径1〜2センチほどを顔全体に優しくなじませます。
(なじませた後、肌に水分が残って気になる場合はタオルやティッシュ等でそっとおさえます)
今回は、先にBiore TEGOTAE. スチームクリアケアセラムを使用し、その後の肌に使用しました。
スチームクリアケアセラムを使用した場合と使用していない場合の比較を同じ条件で行うため、顔の右側だけに使用し、左右をスキンチェッカーで潤い(水分・油分)をチェックしました。
【つける前の状態(洗顔後水分を拭き取った状態)】
左右ともほぼ同じ状態で検証を始めます。
■右頬 水分55% 油分18% 弾力5
■左頬 水分54% 油分17% 弾力4
【浴室を出て1分後の肌状態をチェック】
浴室を出た後スキンケアまでの時間を1分と仮定し、それまでの間、うるおいラッピングミルクを使った場合と使わなかった場合で肌がどれだけうるおいを保てるかをチェックします。
■右頬 水分92% 油分18% 弾力5 (つけた方)
■左頬 水分73% 油分23% 弾力5
うるおいラッピングミルクを使用した肌は水分の数値が大きく上回りました。
左頬も、浴室にいたためか若干潤いが増えています。
【化粧水・乳液をつけて1時間後の肌状態をチェック】
入浴後のスキンケアをした時に、うるおいラッピングミルクを使った場合とそうでない場合でどれほどうるおいの持続性に違いが出るのか、ごく一般的なスキンケアとして化粧水と乳液だけをつけてチェックします。
■右頬 水分85% 油分27% 弾力5 (つけた方)
■左頬 水分90% 油分20% 弾力5
一時間後の肌状態を数値で比べると、若干の差はあるものの、近しい数字になりました。
しかし手で触った感触としては、明らかにうるおいラッピングミルクを使った方がもっちりと吸い付く感じがしています。
【翌朝の肌状態をチェック】
翌朝の肌の潤いにどれだけ影響をしているかを確認するために再び計測してみました。
■右頬 水分69% 油分21% 弾力5 (つけた方)
■左頬 水分53% 油分17% 弾力4
全ての項目に差が出ました。
左頬は検証前の数字とほぼ同じ数字に戻っていましたが、潤いラッピングミルクを使った右頬のほうが、水分、油分、弾力全てが使っていない左頬より上回っていました。
手で触った感触も、使った方がよりしっとりモチモチとしていました。
それでは、Biore TEGOTAE. の浴室で使う2アイテムについて、検証してみた結論をまとめます。
一つ目のスチームクリアケアセラムは、洗顔だけでは落としきれなかった細かな汚れまで落としてくれるので、肌のくすみやざらつきが気になる時のスペシャルケアとして、常備しておきたいアイテムです。
もう一つのうるおいラッピングミルクは、顔だけでなく首やデコルテなど、全身に使えるので、毎日でも使いたいアイテムです。
特に冬は入浴後、肌が乾燥しやすいだけでなく冷えなども心配されますので、浴室で全身のスキンケアができるのはありがたいですね。
しかも、嬉しいことにいずれの商品も1,280円(編集部調べ)とお手頃な価格なので、両方購入してもたったの2,560円というプチプラでエステのような毛穴ケアができると思うととってもお得です。
エステもいいですが、冬のバスタイム美容を充実させるこちらのアイテムで、今すぐどうにかしたい毛穴問題をお得に解決しちゃいましょう。