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日本ではニキビをメイクで隠す場合、コンシーラーなどで厚塗りして隠すのが一般的です。
もしくは、ニキビを早く治すためなら隠すことすらしないという選択をする人も多いでしょう。
しかし、韓国の特に10代の女性は、コンシーラーではなく、ニキビパッチで隠すのが定番となっています。
ニキビパッチとは、ニキビの上から貼ってニキビを覆う薄いフィルムのようなものです。
ニキビの上からメイクすることでニキビを目立たなくするという目的の他に、ニキビにメイクが直接触れないようにして肌を守るという目的もあります。
ニキビは毛穴の詰まりが原因ですので、化粧品がニキビに触れることで悪化する場合もあるので、ニキビパッチはニキビを隠しながら治りやすくするという意味で理にかなっていますね。
ニキビパッチといえば、このような丸く小さいフィルム状のシールが韓国ではよく売られており、10代の街ゆく女の子がよく使っています。
吹き出物やニキビが気になるところにピンポイントに貼って使います。
しっかりと油分などを拭き取った肌の上に貼り付ければ、長時間剥がれずに止まります。この上からメイクなども可能です。
とても薄く透明なので、近くに寄って見ないと、貼っていることはほとんどわかりません。
こちらは貼ってすぐにその上からメイクなども可能なので、お手軽です。
こちらはNACIFICのクリアスポットパッチという商品です。
Kビューティーが好きな方にとってはおなじみのブランドではないでしょうか。
このブランドの他にもニキビパッチと呼ばれるものはたくさん発売されていますが、大きさや厚さ、定着の良さなど細かな違いはあれど、見た目や使い方は同じ感じになります。
どこに貼っているかわかりますか?
正解は、右側の天地中央あたり。小鼻の横に貼っています。
少しだけ質感が違うのでわかるかもしれませんが、光の加減によっては目立ちません。
パッチの上からファンデーションを塗って見ました。
こうすると流石に境目が見えてしまいますね。
シール部分がマットな質感なので、パウダータイプのファンデーションなどはつかないようです。粘度の高いクリームファンデーションやコンシーラーなどはこの上からでも塗れるものもあります。
顔の中心部などではなく、こめかみや顎下などの顔の外側辺りに使えば、メイクしてもバレにくいと思います。
ニキビパッチは、透明シールタイプのもの以外もあります。
こちらは、Prretiのセカンドスキンパッチという商品です。
チューブ型の容器からジェル状の液体をだし、肌の上で伸ばすと、数分後には乾いて、肌の上に薄く透明な膜が貼られた状態になります。
こうすることで肌を保護し、その上からメイクできるというもの。
一見、リップクリームのようですが、違いますのでご注意を。
気になる箇所に少量出し、
薄く塗り広げます。
透明なので肉眼でもほとんど見えません。
出来るだけ薄く塗ることが上手に使うポイントです。
わかりやすく腕で試していますが、セカンドスキンパッチを塗ったところにメイクをするとします。この写真では、ファンデーション、アイシャドウをつけています。
シールよりも薄いので境目が全く出ないのでとても自然です。セカンドスキンパッチを塗っていない肌の上と同じようにメイクができます。
オフするときには、このように綺麗に剥がれます。
剥がすのが面倒な場合は、そのままクレンジングなどしても落とせますのでとても楽です。
<配合成分>
ツボクサエキス、変性アルコール、ポリビニルアルコール、メチルプロパンジオール、グリセリン、ポリビニルピロリドン、EDTA-2Na、ティーツリー葉エキス、ミドリハッカエキス、アップルミント葉エキス、水添ヒマシ油、メントール、フェノキシエタノール、クロルフェネシン、香料
抗炎症成分と言われているものが多く含まれています。
今回ご紹介したものは、日本ではまだなじみがないものの、韓国女子の間ではかなり広まっている定番アイテムです。ということはそれだけ使うメリットを感じる人が多いということでしょう。
シールタイプは、貼ってすぐにメイクできるので忙しい朝にももってこいです。しかし上からメイクすると境い目が見えやすいので貼る場所に注意が必要です。
塗るタイプは、乾かす時間がかかるものの、より自然にカバーでき、シールタイプよりも通気性などがあるため肌にも優しいです。
美容大国韓国ならではのアイディア商品という感じですよね。お肌の吹き出物やシミ・あざなどを手軽にカバーしたい方は試して見てくださいね。