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目を使いすぎると、目の周りの筋肉が疲労で動きが悪くなります。そのため他の筋肉がその代わりをしようと無理に力が入ってしまい凝ってしまいます。またピントも合わなくなってくるため頭が前に出た姿勢になります。その頭を支えようとするのも首の後ろの筋肉のため、より酷使してしまいます。
頭は成人男性の平均で4キロ、女性でもそれより少し軽いくらいです。腕で長時間4キロの物を持っていたらきついですよね。それを首で行っていると考えれば、いかに負荷がかかっているかお分かりいただけると思います。
首の筋肉と同じく頭の筋肉や皮膚もこれに伴い突っ張ってしまうため、なかなか取れない頭痛へとつながります。
慢性的な目の疲れをとるには
1、 目を休めること
2、 ストレッチによる血流の改善
の2つが不可欠になってきます。
それぞれ始めやすいものから行っていきましょう
・目を休める
まず目をあまり使わない日を作りましょう。仕事の日は難しい方も多いと思いますのでお休みの日にパソコンやスマホなどの液晶画面をあまり見ない日を作ってみましょう。
・目を温める
最近ではホットアイマスクも流行っていますね。蒸しタオルでもいいです。温めて目の周りの筋肉を緩めましょう。ただし温まったあと急激に冷えると筋肉が再び収縮して固くなってしまうので気を付けなければいけません。個人的には湯船につかりながら蒸しタオルで温めると外した後も冷えずおすすめです。
目を休めても首の後ろが凝っていては、頭に向かう血流が滞ったままです。肩こりで頭痛がくる方もこのタイプ。タオルを使うと誰でも簡単に首の後ろを伸ばすことができます。首に近い肩や肩甲骨周りが緩んでいた方がより効果的なので一緒にほぐせると理想的です。
肩甲骨のほぐしは以下をチェック
手で引っ張るストレッチ法もありますが、セルフの場合肩に力が入りやすいため今回はタオルを使用したものをご紹介します。
長めのタオルを用意してください。
タオルを半分くらいにおり、後頭部に当てタオルの両端を持ちます。
・ストレッチ1
斜め上を向く。
タオルを後頭部に当て、両端をつかむ。
そのままタオルを上に引っ張る
※肘は開かないように
・ストレッチ2
下を向き、同じくタオルを後頭部に当て、両端をつかむ。
※先ほどより当てる位置は頭の上を意識
下に引っ張る
伸び感が出たらそのまま左右へゆっくりひねる。
タオルを引く方向は下のままです。
※勢いがついたり、やりすぎると逆に痛めてしまうので
無理のない範囲で行いましょう。
目の疲れは、そのままにしておくとどんどん抜けにくくなります。目の疲れがあるかないかでは、自然と表情から受ける印象も変わるもの。目の筋肉を休めるのも一つ美容法。ぜひ試してみてください。