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アイスクリームやパフェ、かき氷などのスイーツに、カラフルなパステルカラーの小さい球体がポンポンとのかって、なんともいえないかわいさ!
この可愛いまるいものの正体は、あられの一種である「おいり」というお菓子なんです。
インスタグラムで #おいり のハッシュタグで検索すると2.7万件以上も出てくるほど、「インスタ映え」するスイーツトッピングとして今若い女性から注目を集めています。
おいりは、香川県や愛媛県の一部で生産されている、あられに似たお菓子。形は1cm前後の球体で、とても軽くサクサクとした食感で、口に入れるとホロリと溶けます。味は雛あられに似ていてほんのり甘みを感じます。
必ず1色ではなく、白やピンク、水色や黄色など、薄いパステルカラーで、複数色のものが混ざって売られています。
香川県では結婚式の引き出物として使われている縁起物の伝統菓子です。確かに筆者も香川県出身のお友達の結婚式でいただいたことがありました。
元々は引き出物として用いられたおいりなので、そのまま食べるのが通常の食べ方ですが、最近はその可愛らしい見た目と、味の主張が強くないということから、トッピングとして現代風にアレンジされるようになりました。
インスタでもよく見かける、トッピングアレンジ例をご紹介します。
おいりは軽くて表面が少しザラっとしているので、ソフトクリームなどに対して横向きにくっついても落ちないんです。なんだかクリスマスツリーのオーナメントみたいで可愛いですね。
この他にカフェのフロートドリンクや、クレープなどもありました。
シンプルなモンブランやショートケーキにも、カラフルなおいりをぱらっと載せるだけで、パッと華やかになりますね。
元々は縁起物のお菓子「おいり」はみているだけで気持ちが明るくなる楽しくなるような不思議な魅力があります。
日本の伝統菓子のおいりをこの機会にぜひ手にとってみてはいかがですか。