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下腹まわりの筋肉を引き締めることで、骨盤の開きが改善されて下腹痩せにつなげることができると言えます。
先ほどお伝えしたように、ここでの「下腹まわりの筋肉」とは、腹直筋下部、腹横筋、そして股関節内転筋群の3つが挙げられます。そこで下腹引き締めには、これらの筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。
ここでは、下腹引き締め効果の高いエクササイズを5つご紹介します。エクササイズを行うにあたりご用意していただきたいものは、
の2つだけです。
また、ぶつけてケガをすることがないように、周りに障害物などがないことを確認した上で行うようにしましょう。
足幅を広げてスクワット動作を行うことで、股関節の「開いて閉じる」という動きが繰り返されるようになるので、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」が鍛えられます。
10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セット行います。
「ワイドスタンス・スクワットを行っても内ももの筋肉に効かない…」という場合、
という2つの原因が考えられます。
そこで、つま先と膝をできるだけ外側に向けるようにし、上体を床に対して垂直の状態をキープするようにしてみましょう。
胸を正面に向けるようにすると、上体を床に対して垂直の状態に保ちやすくなりやすくなります。
そうすることで股関節内転筋群と、お尻の筋肉である「大殿筋」が鍛えられます。
15~20回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。
このエクササイズで内ももの筋肉への効果を感じられない場合、挟み込みが弱いことが考えられます。
内ももの筋肉が収縮していることが感じられるところまでボールをしっかりと挟んでいき、1~3秒間静止させるようにしましょう。
足を閉じて骨盤を起こす動作を繰り返すことで、腹直筋下部と股関節内転筋群を鍛えることができます。
15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。
「リバースクランチをしても下腹引き締め効果が感じられない…」という場合、骨盤ではなく股関節の動きで行っていることが考えられます。骨盤を起こすのではなく、股関節を曲げる動作を繰り返している可能性が考えられます。
そこで下腹部を支点に骨盤を起こしていき、腰をマットから離さないようにしてみましょう。
「リバースクランチで下腹引き締め効果を高める方法」について更に詳しく知りたい方は、【「リバースクランチ」で下腹を効果的に引き締める2つのポイント】も是非お読みください。
そうすることで腹直筋下部と腹斜筋下部を鍛えることができ、下腹引き締め効果が期待できます。
10回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。
このエクササイズも下腹部から脚を動かしていくことが、下腹引き締め効果につなげるためのポイントです。
腹直筋下部と腹斜筋下部により大きな刺激を与えるには、低い位置で数字を描くようにします。
お腹を凹ませることで腹横筋を鍛えることができ、下腹引き締め効果が期待できるようになります。
30~60秒を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。
このエクササイズで腹横筋への効果が感じられない場合、前に突き出すように胸を張った上でおへそ辺りを凹ませるようにしてみましょう。
それだけで腹横筋に効かせることができ、下腹引き締め効果が感じられるようになります!
今回は、「下腹引き締めに有効なエクササイズ」を5つご紹介しました。この5つを行っただけでも、下腹が引き締まった感じが得られると思います!
この5つのエクササイズと併せて行っておきたいエクササイズを、【「ぽっこりお腹」に悩む人にお勧め!「お腹痩せ」が実現できるトレーニングプログラム】でご紹介しておりますので、こちらも是非お読みください。