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あごニキビは、スキンケアと生活習慣の改善で予防できます。しかし、あごニキビに効くスキンケアと生活習慣がどのようなものかわからない人も多くいます。
本記事では、あごニキビの原因と対策について説明します。あごニキビの原因は、「ホルモンバランスの乱れ」「外部からの刺激」「新陳代謝の悪化」の3つ、対策は「保湿ケア」「角質ケア」「栄養バランスのよい食事」「質のよい睡眠」の4つです。
あごニキビは、同じ場所に何度も繰り返し起こり、改善まで時間がかかります。あごニキビの特性を知ることで、対策法が分かり、改善までのスピードを早められます。
ここでは「あごの皮ふの特徴」と「あごニキビの原因」について説明します。
あごの皮ふは、汗腺が少なく皮脂腺が多い特徴があります。そのため、うるおい不足となりやすく、皮脂の過剰分泌が起こりやすい場所といえます。
皮脂の過剰分泌が起こると、毛穴に汚れが詰まって炎症を起こし、ニキビとなります。しっかりとケアをしないと、皮脂分泌を抑えられず何度も同じ場所にニキビができ、ひどくなると色素沈着を起こすこともあります。
あごニキビの原因は、次の3つが考えられます。
生理前などは、ホルモンバランスが乱れて皮脂が過剰に分泌され、あごニキビが起こりやすくなります。
あごは、外部からの刺激を受けやすくニキビができやすい場所です。ほおづえをつく、口元を触るなど何気ない仕草によって、手についている雑菌があごの毛穴に入り込み炎症を起こします。
また、マスクによる摩擦やムレも、あごの皮ふを傷つけてニキビをできやすくします。
新陳代謝が悪くなり、肌の生まれ変わりが遅くなると、不要な角質が落ちず毛穴に詰まり、あごニキビを起こします。
新陳代謝の悪化は、加齢、栄養不足、血行不良などによって起こるため、適切なスキンケアで対策が必要です。
あごニキビの対策は、スキンケアと生活習慣の改善が有効です。ここでは、あごニキビの対策法を4つ紹介します。
前述のとおり、あごの皮ふは、汗腺が少なく水分不足になりやすい場所です。保湿力の高い化粧水でうるおいを補給し、皮脂分泌を抑えてニキビを防ぎましょう。
使用する化粧水は、セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分が含まれているものを選ぶことをおすすめします。
また、乳液やクリームなど油性成分を化粧水の後に使用すると、水分蒸発を抑えてうるおいを長くキープできるので、保湿効果が高まります。
あごにきびは、肌の生まれ変わりが遅くなり、古い角質が毛穴に溜まると起こります。ピーリングをして、毛穴に詰まった古い角質の除去を行いましょう。
ピーリングは液状で、顔にのせると毛穴の奥まで入り込み、汚れを吸着して除去します。洗浄力が非常に高いため、ピーリング後は肌がさっぱりとしてツルツルになります。
しかし一方で、過剰に行うと肌に必要な水分や皮脂まで落とし、乾燥させてかえってニキビが悪化する場合があります。メーカーが推奨している適切な頻度を守って正しく使うことで、効果を最大限実感できます。
栄養バランスのよい食事は、肌状態を整えニキビになりにくい肌をつくります。とくに、タンパク質は、正常な肌の細胞を生み出す働きがあるため、積極的に摂取しましょう。肉類、魚介類、卵類、大豆製品などに多く含まれています。
また、ビタミンB群も整肌効果があり、ニキビに有効です。豚肉、ナッツ類、レバー、牛乳などもタンパク質と併せて摂ることをおすすめします。
質のよい睡眠をとると、成長ホルモンが分泌されて、肌の回復が速やかに行われます。すると、ニキビの悪化を防ぎ、回復もスムーズになります。
とくに、22時~2時までに熟睡をしている状態が、最も成長ホルモンの分泌が活発になり、肌が美しくなるといわれています。しかし、生活スタイルの関係でどうしてもできない場合は、0時を回まわる前に就寝するように心がけましょう。
また、就寝時間と起床時間が日によってバラバラになると、睡眠サイクルが崩れて睡眠の質が悪くなります。平日も休日もできる限り同時刻に就寝と起床を行うことも、ニキビ予防に繋がります。
あごニキビは、同じ場所に何度も繰り返し起こり、改善まで時間がかかります。
あごニキビが起こる原因は、「ホルモンバランスの乱れ」「外部からの刺激」「新陳代謝の悪化」の3つが挙げられます。対策として「保湿ケア」「角質ケア」「栄養バランスのよい食事」「質のよい睡眠」の4つが有効です。
あごニキビの原因と対策について理解し、でこぼこ顔にピリオドを打ちましょう!