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これから暑い夏がやってくるので、さらに寝つきが悪くなることが予想されます。暑い夏でも睡眠はしっかりととりたいですよね。
きちんと睡眠時間がとれないときや、ベッドに寝転んでから寝るまでに時間がすごくかかってしまうそんなときにオススメの夜に食べると良い食べ物をご紹介します。
私たちの体はまず最初に皮膚の温度を高くしてから、毛細血管を通じて熱を発生させ深部の体温を下げているのですが、皮膚温度と体の内部の温度差が少なければ少ないほど深い眠りにつくことができます。
ハーブティーの中でも人気の高いカモミールティーは、短時間で皮膚の温度を上げながら体の内部の温度を下げる効果があるので、眠りにつけるように助けてくれる働きをしてくれます。
心地よい眠りへと導いてくれるカモミールティーには、気持ちを落ち着かせてくれるリラックス効果や、胃腸の調子を整える効果、さらには抗酸化、抗酸化作用を持つ成分も含まれているので老化防止の効果も得ることができます。
夜なかなか寝付けないという場合には、寝る前に飲んでいる飲み物をカモミールティーに変えてみることをオススメします。
アーモンドには神経の興奮を抑えたり、歯や骨を形成するのに必要なミネラルであるマグネシウムが多く含まれています。
アーモンドを寝る前に食べることによって緊張や1日の溜まったストレスを解消し、睡眠を邪魔するホルモンであるコルチゾールの数値を下げてくれる効果を得ることができます。
またアーモンドには食物繊維も多く含まれているので便秘解消にも効果があり 、食後の血糖値が上昇するのを抑えて余分な糖を吸収しないようにしてくれるので、ダイエットをしている方にもオススメの食材となっています。
ただし、アーモンドは適度な量を食べるのには良い効果をもたらしてくれますが、アーモンドには脂肪分も多く含まれているのであまりにも一気に食べ過ぎてしまうと逆に睡眠を妨害してしまうこともあり、ダイエットにも逆効果となってしまうので要注意です。
チェリーには睡眠を促すホルモンであるメラトニンが多く含まれています。不眠症の人にチェリージュースを飲ませるようにしたところ、平均して90分ほど睡眠時間が長くなり、睡眠の質もよくなったという例があります。
数あるチェリーの種類の中でも、タルトチェリーが睡眠を促すメラトニンを多く含んでいるといわれています。
バナナにはアーモンドと同じようにマグネシウムが豊富に含まれています。バナナを食べてマグネシウムを摂取することで強張った筋肉を緩め、睡眠を促すメラトニンの分泌を活発にしてくれる役割を果たします。
さらにバナナには精神を安定させてくれたり、うつ病の予防にもなる成分であるトリプトファンも多く含まれているので、特に睡眠時間がうまく取れていないときにバナナを食べてから寝ることで深い眠りにつくことができ、睡眠不足による頭痛も予防してくれます。
寝る前にキウイを食べる人は、食べない人に比べて眠りにつく速度が42パーセントほどはやくなっていると言われています。キウイには神経を安定させてくれる物質が含まれているため、寝る前に摂取することですばやく眠りにつくことができます。
次の日に大切な予定があるのになかなか眠れないというときや、普段から眠りにつくまでの時間がものすごくかかってしまうという方は、温かいお湯でシャワーをした後、しっかりと完熟したキウイを2つ食べてみることをオススメします。
キウイにはバナナ2本以上分の食物繊維が含まれていたり、肌の老化防止につながるビタミンEや体内の余分な水分などを外に排出してくれるカリウムも豊富に含まれているので、睡眠を助けてくれるだけでなく美容面でもいろいろな効果が見られます。
いかがでしたか?次の日に仕事があるときや大事な予定があるときになかなか眠気が来ないと、焦りや不安でさらにもっと眠れなくなってしまう状況をつくりだしてしまいます。
睡眠の質が悪かったり、睡眠時間がちゃんと取れていないと、美容面でも悪い影響が出てきてしまうので注意が必要となってきますよね。
夜寝る前やシャワー後などといったリラックスしているときに、アーモンドやキウイ、バナナやチェリー、カモミールティーといった夜に食べると良いものを口にすることで、空腹状態からも逃れながら落ち着いた気持ちで眠りにつくことができます。
ですが、はやく眠りにつきたいからといってたくさんの量を食べてしまうとかえって逆効果になってしまうこともあるので、寝る前には食べる量の調節をしっかりとして、適度な量を摂取するように心がけてみてくださいね!