餃子とワインのペアリングを楽しんだり、はたまた自分好みの餃子を作り上げたり……。巷では”餃子女子”が急増していますね!
そこで、過去にANGIEで紹介してきた、手作り餃子とタレのレシピをまとめてみました。変わり種のものばかりだから、週末の女子会に出したら、みんなの注目の的になりますよ!
レシピ1【レバーとほうれん草の餃子】
Photo by Otonaka Sara
鉄分の豊富なレバーと、ビタミンやカルシウムがバランス良く含まれたほうれん草を餡に使っている一品。鉄分が不足しがちな生理中に食べるのもおすすめですよ。
低カロリーなのにたんぱく質が多い、鶏ひき肉をあわせているのも”餃子女子”には嬉しいポイントのはず!
【材料】(50個分)
鶏レバー・・・250g
鶏ひき肉・・・100g
ほうれん草・・・10把(1袋)
A しょうが(すりおろし)・・・1片
A 片栗粉・・・大さじ1
A 豆板醤・・・小さじ1
A 酒・・・大さじ1
A 醤油・・・大さじ1/2
A 鶏がらスープの素(顆粒)・・・小さじ1/2
A 塩・・・少々
A 黒胡椒・・・少々
ごま油・・・大さじ1
熱湯・・・適量(餃子を蒸し焼きにする際に使用)
【作り方】
1.鶏レバーは流水でよく洗い、臭みの元となる血合いを取り除きます。その後、キッチンペーパーで拭いて水気をしっかり拭き取り、細かく切ります。
2.ほうれん草は洗ったら水気を軽く切り、半量に分けてラップでふわっと包み、電位レンジで1分半加熱します。冷ましてからしっかり水気を切ってみじん切りにします。
ほうれん草を加熱する際は、水気をしっかり切らずに少し残しておくことで、電子レンジでも蒸したように加熱できます。また、まとめて加熱してしまうと加熱ムラが出るので、半量ずつに分けて行いましょう。
3.ボウルに、1、2、鶏ひき肉、Aを加え、粘りが出るまでしっかりこねて餡をつくり、餃子の皮で包みます。
まとめてつくっておき、食べる分以外は1食分ごとにラップに包んで密閉袋に入れてしっかり空気を抜いてから冷凍室へ。2週間保存できます。
ラップで包む際は、重ねずにまっすぐ並べた状態でラップに包むと、それぞれの皮がくっついて剥がれる心配も少なくなります。
4.フライパンにごま油をひき、中火にかけて餃子を並べ、2分ほど焼きます。ほんのり焼き目がついたら、餃子の1/3量の熱湯を入れて中火のまま5〜6分ほど蒸し焼きにします。
5.水分がなくなり、パチパチと焼ける音がしてきたら蓋を開け、ごま油適量を餃子の周りに入れてこんがりと焼き目がつくまで焼き、皿に盛ります。
食べる際は、お好みの餃子のたれを使ってくださいね。黒酢とラー油をあわせたものを使うとさっぱりとした味わいに。
アレンジレシピ【残った餡でチャーハン風ごはん】
Photo by Otonaka Sara
つくりすぎて残った餡を活用してつくる「レンジdeチャーハン風ごはん」をご紹介します。電子レンジでチンするだけだから、洗い物も減って、忙しいときにもぴったりですよ。
作り方はとっても簡単。お茶碗軽く1杯分のごはんを耐熱容器に入れ、餃子の餡(生)大さじ3、ごま油小さじ1を加えてよく混ぜ合わせ、ラップをして電子レンジ(600W)で1分半加熱します。
電子レンジから取り出し、全体を混ぜます。その後、またラップをして、電子レンジで1分加熱します。
食べる際に「食べるラー油」をかけるのがオススメ! パンチがありながらも炒めていないから、意外とあっさりといただけちゃいます。
レシピ2【超BIG!ピザ級餃子】
Photo by Otonaka Sara
ホームパーティでつくれば盛り上がること間違いなしの、まるで「ピザ」!? なインパクト大の餃子レシピ。
春巻きの皮を使って餃子の具材を包んでフライパンで焼くだけ。ピザのようにカットして食べます。
ビールはもちろんですが、今の時季ならキンキンに冷やしたロゼもおすすめ。肉汁がジューシーでしっかり味の餃子に、キリッとしたロゼが意外と相性抜群なんです。
【材料】(6人前)
春巻きの皮・・・4枚
にら・・・8束
レタス・・・3枚
豚ひき肉・・・400g
しょうがチューブ・・・小さじ2
塩・・・小さじ1/4
胡椒・・・小さじ1/4
水溶き片栗粉・・・水大さじ1、片栗粉大さじ1でつくる
ごま油・・・大さじ5
黒酢、ラー油・・・適宜
【作り方】
1.にら、レタスは粗みじん切りにします。
一般的には「キャベツ」を使いますが、今回は「レタス」を使用! みずみずしいので餃子に入れるとジューシーに仕上がります。葉が柔らかいので、塩もみをせずにそのまま使える点もおすすめポイント。
Photo by Otonaka Sara
2.豚ひき肉を厚手のビニール袋に入れ、塩・胡椒をしてよくもみこみ、1、しょうがを加えて粘り気が出るまでさらにしっかりもみ、全体を均一に混ぜます。
ビニールを使用することで洗い物が減って片付けが楽に! 薄いと破れやすいので、厚手のタイプがおすすめです。
また、こぶしでたたきながらもむと袋が破れにくく、効率的にもめますよ。
Photo by Otonaka Sara
3.春巻きの皮2枚を重ねたまま平らな場所に置き、2を丸くのせ、角を内側に折り込みます。
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4.さらにもう2枚の春巻きの皮の4辺に水溶き片栗粉を塗り、3で折り込んだ皮の部分に4辺を合わせるようにしてのせます。
Photo by Otonaka Sara
その後、手で丸く形を整えます。
5.フライパンにごま油をしき熱したら、4で包んだ皮から中火で蓋をして10分焼き、きつね色に焼けたら裏返してさらに蓋をして5~10分ほど焼きます。
裏返すときに油がはねやすいので気をつけましょう。フライパン返しを2つ使ってお好み焼きをひっくり返すイメージで裏返します。フライパン返しが2つない場合は、へらなどを活用しましょう。
皿に盛って、切り分けます。黒酢とラー油でさっぱりといただくのがおすすめですよ!
アレンジレシピ【超BIG!ピザ級餃子〜ほうれん草カレー味〜】
Photo by Otonaka Sara
カレーと餃子の最強コラボ! ほうれん草を使った色鮮やかなカレー餃子を紹介します。
味がしっかりしているので、春巻きの皮は先に紹介した「超BIG!ピザ級餃子」よりも2枚少なめにして、一回り小さめのサイズでも十分ボリューム感がありますよ。
カレーは2回分まとめてつくってストックしておけば、次につくるときは包むだけなので楽。もちろん、ごはんにかけたりナンにつけたりして食べても◎。
【材料】(4~5人分/カレーは2回分の材料)
ほうれん草・・・5束
玉ねぎ・・・1/2玉
トマト・・・1個
オリーブオイル・・・大さじ3
にんにくすりおろし(チューブでもOK)・・・大さじ1
合いびき肉・・・200g
カレー粉・・・大さじ2
水・・・100ml
ヨーグルト・・・大さじ2
醤油・・・大さじ1
塩・・・少々
春巻きの皮・・・2枚
水溶き片栗粉・・・大さじ2(水大さじ1、片栗粉大さじ1)
ライム・・・適宜
【ほうれん草カレーの作り方】
1.ほうれん草はゆでて、ゆで汁を少し残しておき、フードプロセッサーなどで攪拌してピューレ状にします。混ざりにくい場合は、ゆで汁を少し入れると攪拌しやすいですよ。
2.玉ねぎはみじん切りに、トマトは1cm四方の角切りにします。
3.フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、弱火でにんにくを炒め、香りが立ったら玉ねぎ、水大さじ3(分量外)を加えて飴色になるまで炒めます。
4.カレー粉大さじ1を加えて香りが立つまで炒めたら、中火にしてトマトを加え、つぶしながら全体がなじむようによく炒め、合いびき肉を加えて全体を混ぜながら炒め合わせたら、水を加え煮ます。
5.水分が減ってきたら1を入れて全体を混ぜ合わせます。その後、ヨーグルト、残りのカレー粉を加え全体をさらによく混ぜます。
6.仕上げに醤油を鍋肌から加えて全体を素早く混ぜ合わせます。塩で味を調えたら完成です。
【餃子の作り方】
Photo by Otonaka Sara
1.カレーの粗熱を冷まし、春巻きの皮を2枚重ねた上にカレーをのせます。
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2.春巻きの皮の4辺に水溶き片栗粉を塗って角を真ん中に折り込んで包みます。
3.フライパンにオリーブオイル大さじ2(分量外)を熱し、包んだ皮の折り目を下にして入れて、中火でこんがりと焼き目がつけくまで焼き、ひっくり返して同じようにこんがり焼き目がつけくまで焼きます。
カレーはすでに火が通っているので、少ない油でさっと焼き目をつけるだけでOK!
Photo by Otonaka Sara
ピザのように切り分けて食べましょう。カレーの味がしっかりしているので何もつけずにいただけます。お好みでライムを絞ってもさっぱりして◎。エスニック感も増しますよ。
パリッとした皮と濃厚なカレーがたまらないおいしさ! ビールやハイボールにはもちろん、ミントがさわやかなモヒートともぴったりで、餃子女子におすすめです。
レシピ3【三つ葉たっぷり和風ダレ】
Photo by Otonaka Sara
三つ葉はお手頃価格なのに、ちょい足しするだけで餃子を上品な和の味に仕上げてくれるのでおすすめですよ!
ピリッとした七味唐辛子の辛さがアクセント。すっきりした飲み口のハイボールにもよく合います。
【材料】(1人前)
三つ葉・・・1/2束
Aしょうゆ・・・大さじ1/2
A鶏ガラだしの素・・・小さじ1/2
Aごま油・・・小さじ1/2
A七味唐辛子・・・小さじ1/4(お好みで調整)
A水・・・大さじ1
焼き餃子・・・1人前
【作り方】
1.三つ葉は洗ってしっかり水気を切り、3cm幅に切ります。
2.Aを器に入れ、よく混ぜます。
3.焼き餃子の上に1を散らし、2を小皿に注いでいただきます。
レシピ4【とろとろチーズとトマトダレ】
Photo by Otonaka Sara
意外な組み合わせながら、とろとろのチーズとトマトの旨味が餃子に絡む一品。ラザニア風に仕上げました。
トマトケチャップの酸味は豆乳でまろやかに仕上げ、優しい味わいに。辛口の白ワインと合わせても◎。
【材料】(1人前)
A トマトケチャップ・・・大さじ3
A とろけるチーズ(ピザ用)・・・大さじ2
A 豆乳・・・大さじ1と1/2
粉チーズ・・・適量
黒胡椒・・・適量
焼き餃子・・・1人前
【作り方】
1.Aを耐熱容器に入れてよく混ぜ、ふわっとラップをかけて電子レンジで1分加熱します。
一度取り出してよく混ぜたら、再びラップをふわっとかけ直して電子レンジで30秒加熱し、チーズをしっかり溶かします。
2.焼き餃子に1をかけ、粉チーズ、黒胡椒をお好みの量かければ完成です。
レシピ5【エスニック風 スイートチリマヨ】
Photo by Otonaka Sara
甘辛いスイートチリソースとマヨの濃厚さは、香ばしく揚げた餃子とのペアリングがおすすめ!
こってりめなので、すっきりしたハイボールがよく合いますよ。
【材料】(1人前)
A スイートチリソース・・・小さじ1と1/2
A マヨネーズ・・・小さじ1
A レモン・・・3滴
A パセリ・・・適量
揚げ餃子・・・5個
【作り方】
1.Aをすべて混ぜ合わせ、揚げた餃子に添えます。
レシピ6【ダブルペッパービネガー】
Photo by Otonaka Sara
酢と黒胡椒、煎りごまの組み合わせは、シンプルな大人の味に仕上がりますよ。
ビールにはもちろん、キリッとしたジントニックにも相性抜群。
【材料】(1人前)
A 酢・・・小さじ2
A 黒胡椒・・・小さじ1/2
A 煎りごま(白)・・・小さじ1/2
焼き餃子・・・5個
【作り方】
1.Aをすべて混ぜて、焼き餃子に添えます。
いかがでしたか? 作れば、”餃子ワールド”が広がること間違いなし! ぜひチャレンジしてみてくださいね。
【レシピ1〜6制作】音仲紗良
フードコーディネーター&スタイリスト/エディター&ライター
フードコーディネーター&ライターチーム「Poca pocA table.」代表取締役
主に美容や食の企画・編集・執筆・取材を務めながら、フードコーディネーター&スタイリストとして、雑誌やTV、WEBなど多数メディアで幅広く活躍中。
出典:「【生理中の鉄分チャージに】レバーとほうれん草の餃子レシピ」、「フライパンサイズのBIGな”ピザ餃子”って?【餃子女子必見】」、「【変わり種の餃子たれ】3stepで作れる超お手軽レシピとは」、「餃子女子必見!混ぜるだけで完成【変わり種・餃子タレレシピ】」
情報提供元: ANGIE