垂れている、ハリがないなど……バストの悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人。もともと控えめな胸が、近頃はもっと貧弱になっているのが悩みの種です。



お肌と同じようにバストも加齢や引力には逆らえませんが、ケア次第ではハリや形を保つことが可能なのだとか! おすすめのケアのひとつが就寝中にナイトブラをつけること。湘南美容外科クリニックの美容外科専門医・春山いずみ先生の意見を交えながらご紹介いたします。



 

夜のノーブラはバストが垂れる!?





みなさんは、就寝時にブラジャーをつける習慣がありますか? 夜のノーブラは、バストが垂れる最大要因のひとつだそうです。



胸をきれいな形に保つはたらきをする「クーパー靭帯」は、加齢だけでなく、バストの重みや体を動かしたときにダメージを受けやすいもの。春山先生によれば「寝ている間も重力や寝返りなどにより胸に負担がかかります。夜にブラジャーをつけないと、胸を支えているクーパー靭帯が伸び、胸の形がくずれる原因に」とのこと。



 

寝ている間もぷるるん、美乳を保つ夜のバストケア法





夜間のバストケアを怠ると、クーパー靭帯のダメージにより、胸が垂れる原因になることが分かりました。それでは、夜のバストケアはどうすればよいのでしょう?



「出来るだけ美しい形を保ち、動きが少なくなるように補正することが必要です。ナイトブラなど胸の形をきれいに保てる下着を使用する、保湿クリームなどを塗ることにより肌のハリを保つのが◎」(春山先生)



寝ている間もブラジャーを着用した方がよいのですね。でも「通常のブラジャーはNG」と、春山先生。「ナイトブラ」と呼ばれる、夜用のブラジャーを使用する必要があるようです。



 

昼用ブラと夜用ブラはどう違う?





ナイトブラというのは、寝ている間に胸が横に流れたり、つぶれてしまったりするのを防ぐ機能性のあるブラジャーのこと。



昼用のブラは上下に揺れるバストを支えるように作られていますが、ナイトブラは仰向けや横向きなど、寝ているときのバストの動きを最小限に保つ構造をしています。



昼用のブラジャーだと、窮屈さで体がストレスを感じて、睡眠にも支障が出てしまうことも! ナイトブラは基本的にノンワイヤーで、睡眠を妨げない造りになっているので安心です。



 

おすすめのナイトブラ

ブラは人に見せるものではないけれど、できれば機能性だけでなくデザインも素敵なものを選びたいですよね。



「ナイトブラは小さすぎても、大きすぎてもダメ。寝ている際もしっかり体にフィットするもの、心地よく感じるものを選びましょう」(春山先生)



お泊まりの際にもつけられそうなナイトブラをご紹介しましょう。



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寝ている間も谷間をメイク! 「ふんわりRoom Bra」

「ふんわりRoom Bra」は、パワーネットが仕込まれているため、脇肉を引き寄せてバストアップしつつ、バストを寄せて持ち上げます。



フロントにホックがついているから、離れぎみのバストにも◎。バストの潰れ防止にもなるパッド付きです。レース付きのデザインもエレガント!



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お揃いのショーツも揃う「ナイト アップ ブラ」

表カップと肌側のパーツを分離させた構造だから安定してバストを支え、ずれ上がりなどのブラの着崩れを軽減してくれる「ナイト アップ ブラ」。どんな体制にも対応するサポート力で、寝ている間の不快感も少なく、つけ心地もバッチリ。



ブラと同じ柄のショーツやキャミソールがあるのも、女子にはうれしいポイントですね。



 



ハリや弾力が失われ始めている30代のバスト。脇肉を胸に寄せあげながら美乳を目指すナイトブラは、美乳ケアに欠かせないアイテムと言えそうです。今後は夜のバストケアにも力を入れてみませんか?
情報提供元: ANGIE
記事名:「 美乳を保つ夜のバストケア法!【ナイトブラ】のススメ