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同社は、2017年4月20日、公式サイトに2017年第1四半期の業績報告に関するプレスリリースを掲載した。そのプレスリリースには、今後のVRビジネスに関する展望も記載された。
同プレスリリースにおける同社のVRビジネスに関する記述は以下の通り。
2017年第1四半期、ワーナーブラザーズとVRコンテンツに関する初の契約を発表。公開予定の映画「ジャスティス・リーグ」「アクアマン」を含む3本の最先端VRエクスペリエンスを開発する。
各国の映画配給会社と多機能型VRセンターのパイロット版をオープンすることに同意。同パイロット施設を2017年末までにアメリカ・ニューヨーク、イギリス・マンチェスター、中国・上海、そして日本にオープン予定。
IMAX VRセンターは、すでにアメリカ・ロサンゼルスに第1号となる施設がオープンしている。今回宣言されたIMAX VRセンターの世界展開は、「パイロット版」という位置づけになっているので、各国でオープンする施設とロサンゼルスのそれが異なるものとなる可能性はある。
また、「各国の映画配給会社」と同施設のオープンに同意する、という文言からIMAX社直営ではなく、各国で劇場を展開する企業が運営すると推測される。
具体的にどの日本の映画配給会社と契約したのか、さらには日本のどの都市でオープンするのかといった詳細は現時点では不明である。
IMAX社は、2017年に入りVRビジネスを急ピッチで展開している。
2017年2月に世界初のIMAX VRセンターをロサンゼルスでオープンし、本メディアでもその体験レポートを報じている。
そして、上記プレスリリースでも言及されているように、2017年3月にはワーナーブラザーズとVRコンテンツ制作で提携したことを発表した。
IMAX VR センターの世界展開が宣言されたことにより、ハリウッド大作映画関連のVRコンテンツを専用施設で体験できることが一挙に身近になるのは間違いないだろう。
IMAX VRセンターの日本を含む世界展開を宣言したIMAXのプレスリリース
https://www.imax.com/ja/node/5892
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