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シネマティックVRのメジャーカンパニー、Jaunt Inc.が賞受賞歴のある「Jaunt ONE」の販売が開始したことを発表した。
「Jaunt ONE」はプロフェッショナルVRクリエーター向けにデザインされた、VRカメラだ。
カメラは AbelCine、Radiant Images、The Studio-B&Hなどで販売が開始された。
Jaunt ONEは初のプロフェッショナルグレードのVRカメラシステムで、ハイクオリティな360°ステレオスコーピック、シネマティックVRコンテンツを撮影するためにデザインされている。
最初から最後までプロのVRクリエーターに使ってもらうことにこだわって作られており、Jaunt ONEはグローバルシャッターとシンクロした24のカメラモジュールと、10ストップのダイナミックレンジ、カスタム130º FOVレンズが搭載されている。
360°スペースオーディオがアンビソニックフィールドレコーディングを通してサポートされており、編集にはDolby ATMOSツールセットを使用する。
Jaunt ONEは去年夏からレンタルが開始されており、2017 National Association of Broadcasters Show(NAB)への参加を前に、120 fps(1秒につき120フレーム)サポートや、リアルタイムビデオフィード、Jaunt Cloud Services(JCS)を使ったホワイトバランス調節など、いくつかの新機能を明らかにしていた。
今回NABにて販売が始まり、同時にオンラインでの販売も開始された。
また、Jaunt ONEは今後も、AbelCineとRadiant Imagesでレンタル可能だ。
Jaunt ONEと Jaunt Cloud Servicesについて詳しい情報が知りたいかたは下記リンクのJauntウェブサイトから。
https://www.jauntvr.com/jaunt-one/
● グローバルシャッターセンサーとシンクロした24-カメラ
配列で、最大8Kの高画質でフル360°ステレオスコーピック写真または動画が撮影可能。
● ダイナミック露出コントロールで最大18ストップのダイナミックレンジを実現した最高クラスのステレオイメージクオリティ。
● 最大20時間の連続撮影ができるオンボードメディアストレージ。
● 業界で使われているスタンダードなバッテリーとアクセサリーにも対応。
● 過酷なコンディションにも耐えられる、頑丈で丈夫なデザイン。世界中でテスト済。
● 三脚、台車、ステディカム、カメラカー、ケーブルカムなど、Jaunt ONEに後付け可能な多様なオプション。
● NEW: 120 fps サポート。
● NEW: 最大8 Jaunt ONE モジュールでリアルタイムモニタリングができ、ユーザーは撮影しながら、プレビューが確認できる。
スペック | J1-24G(グローバルシャッター) |
---|---|
センサー | 1/1.2インチ、ネイティブ HD、グローバルシャッター |
フレームレート | 最大 120 fps、タイムラプスの設定も可能 |
ISO Max | 1600 |
SNR @ ISO800 | 36 dB |
ダイナミックレンジ | モジュールにつき最大10 ストップ シーンにつき最大18ストップ |
オプテックス | カスタム可能、 130º 対角線 FOV、 f/2.9 |
アウトプット画質 | 片目ずつ最大8K*4K |
* Jaunt Cloud Servicesのレンダーアウトプットは片目につき最大4K*2Kずつ。
JauntのテクノロジーはシネマティックVRコンテンツ制作のためのエンドツーエンドソリューションを実現しており、ユーザーはハイクオリティVRコンテンツをプロデュースするためのハードウェアとソフトウェアツールのパイプラインにそって、VRコンテンツ制作が進められる。
Jaunt ONE コントローラー: カメラのセッティングやシューティングモジュールの構成、プレビューのスクリーンショット、カメラ診断やSDカードのフォーマットなどが設定できる。
Jaunt Slate: Jaunt ONE用のデジタルクラッパー。オペレーター、シーン、ロケーションなどを識別できる。オーディオとシンクロさせて使えば、ダブルシステムレコーディングも可能。
Jaunt メディア マネージャー: データラングリング。動画とオーディオのインポート、レコーディングの整理、プレビュー、撮影した映像をJaunt Cloudへアップロードできる。
Jauntプレイヤー: VRプレイヤー。モニター画面、TV、ヘッドセットを含む2Dと3D、両方のディスプレイで360°動画を確認でき、オーディオのプレイバック、プレイリストの管理、DAWシンクロなど様々な編集が行える。
Jaunt Cloud: クラウドベースのレンダリングとアセット管理が可能。Jaunt独自のスティッチングアルゴリズムを使い、つなぎ目のない360°ステレオスコーピックコンテンツが制作できる。
Jauntアプリ: さまざまなプラットフォーム、ヘッドセットに対応しており、世界中のどこでもシネマティックVRコンテンツが楽しめる。
参照元URL: https://www.jauntvr.com/news/jaunt-one-professional-grade-vr-camera-available-purchase, https://www.jauntvr.com/jaunt-one/
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