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Oculus対応アプリ「Facebook Sapces」は、本メディアでもすでに報じたように、現時点では最高のVRソーシャルアプリである。
ただ同アプリ最大の問題は、ユーザー数がアプリの価値に直結するソーシャルアプリであるにもかかわらず、今のところOculus Rift&Touchでしか楽しめないことだ。
がしかし、抜け道もある。その抜け道とは、Oculus対応アプリをVIVEでも起動できるようにするフリーツール「Revive」を使うことだ。
同メディアは、REviveを使ってFacebook Spacesの起動を試みたところ、見事に成功した。
もっとも、問題もあることがわかった。その問題とは、以下のようなことである。
以上のような問題は、非公式ツールであるReviveがOculus Rift&TouchとVIVEの互換性を完全に保証したものではないことに起因する。
それでは、同アプリは今後クロスプラットフォーム対応するのだろうか。
Facebookからは、同アプリのクロスプラットフォーム対応に関するコメントは、今のところ一切ない。とは言うものも、同アプリのクロスプラットフォーム対応は期待できるのではなかろうか。
本メディアでも報じたように、同アプリはVR業界におけるソーシャルアプリの定番になるポテンシャルを秘めている。そうした定番アプリは、PCやスマホといった既存のデジタル・プラットフォームの歴史を振り返るとわかるように、たとえライバル関係にあるデバイス間であっても結局は互換性あるいはクロスプラットフォーム対応してきた。
かつてマーク・ザッカーバーグ氏が「5年から10年後には誰もがVRを使っている」と発言したように、同社がFacebook Spacesを真のVRソーシャル・プラットフォームに成長させることを目指しているのであれば、同アプリのユーザーをOculusだけに囲い込むようなことはしないだろう。
Facebook SpacesをReviveで起動することについて報じたRoadtoVRの記事
http://www.roadtovr.com/facebook-spaces-htc-vive-support-hack-revive/
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