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現時点でパソコンでVRデバイスを楽しむ時に、最も高いハードルとなっているのが「高い要求スペック」。例えばOculusRiftではグラフィックボードに「NVIDIA GTX 970/AMD R9 290以上」を要求しています。正直、ゲーマーでもない人がこのレベルのグラフィックスカードを所有してることはかなり稀です。
そんなVRのハードルを一気に下げるべく、NVIDIAは249ドルからと廉価なVR対応グラフィックボード「GTX 1060」を発表しました!
GTX 1060は249ドルという低価格、さらには省電力性能を実現しながら「GTX 980と同等」のパフォーマンスを実現。もちろんOculusRiftやHTC Viveなどと言った人気のVRヘッドセットに対応しています。
グラフィックスコアには上位モデルのGTX 1080やGTX 1070と同じく「Pascal」アーキテクチャを採用した「PG106」を搭載。コア数は1280個、動作クロック1.7GHz、搭載メモリは6GB GDDR5となっています。
そしてGTX 1060の直接の対抗馬となるのは、同じくVRに対応したAMDのグラフィックボード「RX 480」。こちらはさらに安く、199ドルから販売されます。ただしGTX 1060は競合製品(おそらくRX 480)よりも平均して15%性能が高く、75%省電力だとNVIDIAは主張しています。とにかく安いVR対応グラフィックボードならRX 480を、少し余裕のあるスペックがほしいならGTX 1060を、と言った選択方法もアリでしょう。
さらに、GTX 1060は「2GHzまで簡単にオーバークロックできる」と公式に謳われています。今後さらに重量級のVRゲームが登場するとしても、GTX 1060の余力はありがたいですね。
GTX 1060の発売日は7月19日。日本での価格は3万円台となることが予想されています。もし新しめのプロセッサを搭載したデスクトップPCをお持ちなら、GTX 1060のように廉価なグラフィックボードでVR体験に踏み込んでみるのもよさそうですよ!
参考元サイト:http://www.roadtovr.com/nvidia-gtx-1060-vr-gpu-price-specs-release-date, http://www.pcworld.com/article/3092193/components-graphics/nvidias-geforce-gtx-1060-is-a-250-gtx-980-killer.html
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