- 週間ランキング
アプリ開発会社のCapitola VRは、クライアントの要望に応えてアプリのプロトタイプを開発する企業だ。同社の幹部David Robustelliは、2017年3月3日、Hololensゲーム「HoloGolf」のデモ動画をYouTubeに公開した。
同ゲームが「HoloGolf」とネーミングされたのは、デモ動画を見ると一目瞭然である。同ゲームは、Hololensを使ってホログラフィックなゴルフをプレイするものなのだ。
同ゲームを起動すると、ロゴが表示された後、「部屋の中央の床にインディケーターをおいてタップ」とメッセージが表示される。指示通り部屋の中央の床にシロマルで表現されたインディケーターをおいてタップすると、ホログラフィックなライトが床に現れ、そのライトどうしがレーザー光線でつながることでゴルフのコースが浮かび上がってくる。
続いてホールとボールが、ゴルフコース内に表示される。ボールに対して、指ではじくような動作をすると、ボールがコース上を転がっていく。ライトどうしで作っているレーザー光線による「コースの壁」にボールがぶつかると、ボールが反射して転がる方向を変える。何度かボールをはじいて、ホールまで移動させるとコースクリアとなる。
ボールをはじく時に、指のはなす時の距離に応じてボールが転がる距離も変わるように設計されており、とくに説明がなくても操作が直観的に理解できそうだ。
デモ動画を公開したRobustelliによると、同ゲームを開発するにあたり、ボールの挙動が物理的にリアルであると同時に、ゲーム全体のビジュアルが未来的であることを追求した、とのこと。確かに、「レーザーの壁」にぶつかって転がるコースが変わる時のボールの挙動は、物理的に非常にリアルである。
以上のようなシンプルながら直観的なゲームシステムを実現している「HoloGolf」は、Hololensの可能性を分かりやすく伝えている秀逸なゲームではなかろうか。
Hololensアプリ「HoloGolf」を紹介したUploadVRの記事
https://uploadvr.com/hololens-prototype-ar-golf/
Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.