株式会社ダズルは、総額2億円の第三者割当増資を実施した事を発表した。

今回の第三者割当増資の引受先は、株式会社夢真ホールディングス、株式会社夢テクノロジーと発表されている。


今回の発表と同時に、VRプロダクト分析サービスである「AccessiVR」のクローズドβ版をローンチした事も発表されている。


VRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR」クローズドβ版



VRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR」のクローズドβ版が開始された。


クローズドβ版として限定公開となるが、新規企業への提供も可能となっている。

実際に興味がある企業は、プロダクトサイトなどから問い合わせを行う事で、アプローチが可能である。


アクセシブルは、VRプロダクトの分析と運営サポートサービスを提供する、ミドルウェアとなっている。

正式版のローンチは2017年夏頃を予定されている。


対応VRプラットフォームは、OculusRiftGear VR、HTC Viveで、スマートフォン向けVRコンテンツにも対応されている。

ゲームエンジンは現行の、クローズドβ版はUnity5に対応し、正式版提供時は、Unreal Engine4の対応が予定されている。


(以下、プレスリリースより)


今回の第三者割当増資による資金調達について


ダズルは2016年4月にVR市場へ本格参入を発表後、5月に夢真HDおよび夢テクノロジーより1.5億円の第三者割当増資による資金調達を行い、AccessiVRの開発及び、HTCvive向け「ワンマンバーガー」やGearVR向け「Ninja and Princess」など全5タイトルのVRコンテンツをリリースするなどVR開発のノウハウを蓄積してきました。


今回は夢真HDおよび夢テクノロジーを引受先に、合計2社から総額2億円の第三者割当増資を実施致しました。

前回の資金調達額を合わせると総額3.5億円となります。


今回の調達による資金用途は、VRプロダクト向け分析サービス「AccessiVR(アクセシブル)」のシステム投資や人材採用など開発体制の強化と、2017年夏に予定する正式版ローンチに向けてのプロモーションを想定しております。


経営体制を強化


本増資に伴い、新たに監査役、経営顧問を迎えることを決定いたしました。

経営顧問にはスカイマーク株式会社の創業者であり、エアアジア・ジャパンの代表取締役会長である井手氏を迎え、経営全般でのバックアップを受けることで経営体制の強化を図ります。


【監査役】

佐藤義清(さとうのりきよ)


略歴

慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社第一勧業銀行(現株式会社みずほ銀行) に入社。株式会社みずほ銀行部長職を経て株式会社夢真ホールディングスに入社。株式会社夢エデュケーション代表取締役など夢真グループ子会社の役員を兼任し、2017年3月付けで株式会社ダズル監査役就任。


【監査役】

永山 在郎(ながやま ありろう)


略歴

1981に慶應義塾大学商学部卒業後、キヤノン株式会社、アップルコンピュータ株式会社プロダクトマネージャー、エレクトロニック・アーツ・ビクター株式会社マーケティング本部本部長、株式会社アクティビジョン・パブリッシング カントリーマネージャを経て株式会社アクロディアに入社し、ソリューション事業部部長兼執行役員を務める。2015年9月に株式会社ダズル監査役に就任


【経営顧問】

井手隆司(いでたかし)


略歴

スカイマーク株式会社代表取締役として東証1部に上場を果たす。その後、同社代表取締役を辞任し、エアアジア・ジャパンの代表取締役会長に就任。2017年3月付けで株式会社ダズル経営顧問に就任。


株式会社ダズルコーポレートサイト


AccessiVR(アクセシブル)サイト




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情報提供元: VR Inside
記事名:「 ダズル、” 2億円の増資でVR事業加速 ”VRプロダクト分析サービス「アクセシブル」クローズドβ提供開始