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同メディアは、毎年4月に開催されているFacebook主催の開発者カンファレンス「F8」で行われる予定のVRに関するセッションを抜粋して紹介した。
昨年のF8では、Facebookが開発したVRソーシャルアプリのデモが初めて披露された。「VR元年」を経験した後の今年のF8では、多数のVRセッションが予定されており、同社のVRソーシャル体験に注力する姿勢がうかがえる。そうしたVRセッションを以下に紹介する。
VR動画制作者を対象として、360°カメラを使ってどのようにして素晴しいVR動画を制作するかを学ぶ。
Web VRテクノロジーのひとつであるReact VRを使って、モバイルとウェブの両方にVRコンテンツを配信する方法を学ぶ。Web VRアプリの事例として、トラベルアプリ、ニュースアプリ等をとりあげる。
VRエクスペリエンス開発に関して、そのアイデアの出し方から開発、配信の至るまでのプロセス全体を学ぶ。
FacebookがVRコンテンツ向けに提供しているVRソーシャル機能の使い方を学ぶ。学ぶ機能は、Avatar SDK、VoIP、Oculus Rooms。
VRソーシャル体験におけるグラフィック・デザインについて学ぶ。とくにVRアバターが「不気味の谷」に陥らない方法について学ぶ。
VRゲーム開発において直面する問題を、ソースコードやツールデザインを考察しながら学ぶ。
VRソーシャル体験のデザインに関して、実例を参照しながら、適切な開発ツールの選択とそのツールによるデザイン・アプローチを学ぶ。
React VRを使った開発方法を、実際にサンプルweb VRアプリを開発しながら学んで行く。
なお、同カンファレンスの開催地はアメリカ・カリフォルニア州のサンノゼであるが、カンファレンスの模様をライブストリーミングする特設サイト(本記事下部参照)もあるので、開催地を訪れなくてもその内容を知ることはできる。
「VR元年」を経て市場に一定数のVRヘッドセットが行き渡った2017年にこそ、ソーシャルVR市場が躍進するチャンスがある。新たなVRソーシャル体験のトレンドが生まれる可能性が高い「F8」は、要チェックなイベントであることは疑えない。
Facebook主催開発者カンファレンス「F8」のVRセッションについて報じたUploadVRの記事
http://uploadvr.com/vr-sessions-f8-facebooks-developer-conference/
F8公式サイト
https://www.fbf8.com/
F8ライブストリーミング用特設サイト
https://www.fbf8.com/watch
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