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同メディアは、VRスタートアップのTrinityVRが開発したVR空間を使ってバッティング練習ができるVIVE対応VRバッティング・トレーニングシステム「DiamondFX」を紹介した。
同システムは、バッティング練習をしたいユーザーがVRヘッドセットを装着すると、VR空間内にバッターボックスが現れ、マウンドにはバーチャルなピッチャーも登場して投球してくれる、というもの。
同システムが画期的なところは、VIVEコントローラーをバットに見立てるのではなく、リアルのバットを使用する点にある。リアルなバットのスイングがVR空間に反映できるのは、バット下部にVIVE Trackerを装着するからだ。
以上のような仕組みをしているので、VIVE Trackerが付けられるバットなら何でも、同システムが実現するバーチャルなバッティング練習に使えるのだ(トップ画像のバット下方に注目。実際に同システムを使用する様子は下の動画参照)。
同システムで対戦するピッチャーは、実在するメジャーリーガー投手の投球データを、スピード、回転数、回転の向きといった詳細な項目ごとにデータ収集しているSportvisionが提供している野球統計データサービス「PITCHf/x」を使って、リアルに再現されたものだ。
同システムのようなVIVE Trackerを使ったスポーツトレーニング・システムは今後も現れそうだ。例えば、VRテニストレーニングシステムは、テニスラケットにVIVE Trackerを装着すれば実現しそうだ。VIVE Trackerは、もしかしたらリアルとバーチャルの架け橋となる万能アイテムに化けるのかも知れない。
VRバッティング・トレーニングシステム「DiamondFX」を紹介したDigital Trendsの記事
http://www.digitaltrends.com/outdoors/trinityvr-diamondfx-vr-baseball/#/2
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