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VRテクノロジーは新しいゲーム市場を創出したのは周知の通りだが、もうひとつ注目される応用分野としてソーシャルアプリ市場がある。
FacebookがOculus社を買収した時、その意図が何であるか理解に苦しんだITアナリストもいたのだが、昨年開催されたOculusの開発者イベントOculus Connect 3において、同社CEOのマーク・ザッカーバーグがVRテクノロジーこそPCおよびスマホを継承するソーシャル・プラットフォームだと明言するにいたって、VRとソーシャルアプリの親和性は決定的なものとなった。
そんなVRソーシャルアプリが多数あるなか、昨年12月22日に生誕1周年を祝ったvTimeがGoogle Daydreamに対応した。
同アプリでは、VR空間内にいるユーザー自身のアバターを使って、他のユーザーと交流することが体験できる。
Daydreamは昨年10月に発表されたGoogleが提供しているVRプラットフォームで、同プラットフォームに対応したスマホとVRヘッドセットを使えば、モバイル型VRヘッドセットながらハイエンドなVR体験ができることを特徴としている。
同アプリがDaydreamに対応したのは、今後Daydream Readyスマホの増加を見越してのことと思われる。
Daydreamに対応したことによって、同アプリはOculus Rift、Gear VR、Google Play、Daydream、App storeという5大プラットフォームに対応したことになる。
ちなみに、同アプリ開発者が言うところによると、残された未対応のプラットフォームのひとつであるVIVEについては近い将来対応する、とのこと。いずれは、vTimeを使ってクロスプラットフォームな交流ができるようになるようだ。
Daydream対応を告知したvTimeの公式ブログ記事
https://vtime.net/news/2017/vtime-launches-for-google-daydream
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