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NVIDIAは、世界には少なくとも1,500万台のVR ReadyのPCがあると主張している。しかも2017年の末には3,000万台に達する見込みだという。
今週、サンフランシスコでVRX会議が開催された。そこでNVIDIAのゼネラルマネージャーであるゼヒ・グリーンスタインが発表した情報によると、市場には現在のところ1,500万台のVRに対応できるPCがあることを確認したという。その全てがGeForceグラフィックカードを使用している。2017年の末までには、その台数が3,000万台に達すると予測された。
AMDなど、NVIDIA以外のグラフィックカードを使用するマシンは含まれないため、この数字は全てのPCの合計ではない。UploadVRは、AMD統計情報の提供を依頼した。
15M VR ready PCs are in the market, @nvidia predicts 30M by end of next year @VR_Intelligencepic.twitter.com/Vwiao9j9o5
— tipatat (@tipatat) 2016年12月7日
それでも、その数はSonyが今週発表した5,000万台というPS4の販売台数に比べれば小さなものである。この数には、通常のPS4、数ヶ月前に登場したスリムモデル、一部のゲームで性能とビジュアルを向上させたPS4 Proが含まれている。これらのコンソールはどれも、PSVRが動作する。
Oculus、HTC、Sonyはいずれも自社のヘッドセットの販売台数を明かしていない。しかし、PCとPS4との台数差がこの業界の夜明けにおいてPSVRに優位性を与えていることは間違いない。Sonyのヘッドセットはトラッキングで劣り、ライバルとなるPCベースの製品に機能面で負けているかもしれな、その代わりにはるかに手頃な価格で手に入る(コアとなるユニットだけならば399ドル。Riftは599ドルでViveは799ドルである)。
こういった要素がSonyのスタートダッシュを許しているが、OculusとHTCはいずれもヘッドセットとそれを動作させるPCをより安価にしようとしている。事実、Oculus Connect 3で、OculusがRiftの動作に必要な最小構成のPCを紹介している。
PSVRはVRをより多くの人に届ける重要なヘッドセットだが、だからといってRiftとViveがすぐにこの勝負から降りるとは思えない。
参照元サイト名:uploadvr
URL:http://uploadvr.com/nvidia-touts-15-million-vr-ready-pcs-sold-ps4-pushes-past-50-million/
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