『ダークソウル』のVR版が開発されている可能性がある、とVRSourceが伝えている。11月18日に開催されたゴールデンジョイスティックアワードでのインタビューが元になっているようだ。


 


VRでは、他の媒体では得られないほどの深い体験が可能だ。そのため、ダークでサスペンスに溢れた作品には最適な舞台である。開発者たちは、暗く恐ろしい世界の内側へとユーザを導くこのジャンルの強みを活かして以下のようなタイトルを作った。『Here They Lie』『Dead Secret』『Chair in a Room』他。今や、最も暗い雰囲気を持つあるシリーズがVRに向かう道にあるかもしれない。


『ダークソウル』は非常に高い難易度と、闇が漂うアートスタイルで知られるタイトルだ。シリーズは浸っていく、落ちていくものであり、VR化に適した完璧な候補だといえる。これが、シリーズの開発者がゲームを次の段階に進めようとしている理由である。


11月18日、2016年のゴールデンジョイスティックアワードでジュリア・ハーディがプロデューサーの吉村氏と対話した。特定のタイトルを出すことなく、ジュリアがプロデューサーとしてVRをどう捉えているかを質問した。吉村氏の肯定的な返事を受け取ったジュリアは、重ねてVR版『ダークソウル』の可能性を尋ねた。すぐにYesという返答が得られたが、あくまでもチームがVR作品の開発を「望んでいる」ということだった。


質問に答えた後の吉村氏の態度からすると、チームは既にVR版『ダークソウル』の開発に着手しているのかもしれない。そして、まだその情報を漏らす予定がなかったのではないだろうか。『ダークソウル3』はちょうど8ヶ月前に発売されているので、チームが既に新たなタイトルの開発を行っていてもおかしくない。しかし、開発者が『Dark Souls Experience』とでも言うべき短い作品を開発している可能性もある。『Star Wars: Trials on Tattoine』のような短い作品である。短い作品であれば、それだけ開発サイクルも短くなる。


もしそうだとすれば、吉村氏はこの先数カ月の間に非常に面白いものを披露してくれるかもしれない。筆者は個人的に『ダークソウル』シリーズの完全な作品がVRに登場することを望んでいるが、VRに『ダークソウル』がやってくるだけでも素晴らしい。


デベロッパーは『ダークソウル』の他にも『デモンズソウル』や『ブラッドボーン』といった人気タイトルを作成している。VRで提供されるであろう作品の評価が思わしいものであれば、将来的に信じられないほど素晴らしい作品がVRに登場するかもしれない。



 


参照元サイト名:vrsource

URL:http://vrsource.com/possible-dark-souls-vr-6900/


Copyright ©2016 VR Inside All Rights Reserved.

情報提供元: VR Inside
記事名:「 『ダークソウル』のクリエイターがVR進出に意欲。着手している可能性も?