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11のグループがOculusの報奨金受賞者に選ばれた。
Oculusは、様々なコンテンツ制作者の開発を支援するために25万ドルの資金を提供するとしている。
Oculus Launch Padは、2016年3月に発表されたプログラムである。このプログラムは、様々なバックグラウンドを持つ人々がVR開発に参入することを進めるものだ。このプログラムは、Facebook本部で行われたブートキャンプから始まった。参加者は実践的な指導とトレーニングを受け、Samsung Gear VRを無料で提供された。このプログラムの詳細は、VRinsideでも過去に紹介している。
Launch Pad 2016で、Oculusは100人以上の新規デベロッパーとの協力体制を構築した。22日、その中からプロジェクトを進めるために報奨金を受け取るものが決まった。
この『Unveiled VR』アプリでは、誰でもちょっとしたVRコンテンツを作成してスマートフォンで共有することができる。
『My: home』はVR開発者がその作品を公開する場を提供する。開発者が自宅や快適なコミュニティから意義のあるプラットフォームに貢献する方法を探るプログラムである。
『SkyIslandsVR』は、Gear VRで物語を楽しむアドベンチャーゲームである。生物の助けを得て、古代世界の生態系を解き明かすのが目的だ。
『Found』は6人のチームが3週間をかけて作成したインタラクティブなVR映像である。ストーリーテリングとゲームメカニクスの共通点を探る。コードネーム”Project Dragonfly”は全く別のプログラムである。『Found』は現在Steamで入手できる。
この作品は、四部構成になっており、女性と先住民の文化を追うものである。スタンディングロックウォータープロテクターからヒマラヤを経て、アメリカのガラパゴスとして知られるクラマスシシユー地域まで移動する。私たちが仮想世界を創りあげて火星へと旅するときに、地球最後の秘境を守れるだろうか? このVR作品は、ストーリーテリングでこの問題に答えようとするものだ。
『EyezVR』アプリは、家庭で手軽に行うことができなかった眼科検診を可能にするものだ。これにより、定期検診に行かずとも視力の低下に繋がる問題を家庭で発見することができる。
『PHOBOS』は精神科医が様々な恐怖症や不安症を持つ患者に暴露療法(訳注:恐怖や不安の対象に少しずつ触れさせることで、慣らしていく治療)をVRで行うことができるアプリである。目的の治療に合わせて、多くのシーンが用意されている。
360度映像とVRを通して、ラクシュミーが一連の物語を伝える。ストーリーテリングの実験的な作品である。
『Starship Disco™』は、好きな楽曲を読み込んでプレイできるシューティングゲームだ。このユニークなゲームでは頭と手を使って曲のビートに乗りながらエイリアンを爆破していく。RiftとGear VRで利用可能だ。
『Paradiddle』はユーザが現実の制約を受けることなくパーカッションに挑戦できるVRドラムアプリだ。このアプリはユーザに表現力を与え、より良いミュージシャンを目指せるようにするものである。
プレイヤーは魅力的な姉、ベイリーとなる。いたずら好きな弟、チェイスが世界を破壊してしまった。失われた思い出を復元する魔法のカメラを使って、世界を元に戻していくゲームだ。
Oculusは
「Launch Padのインキュベータから生まれてくる作品は本当に感動的なものです。数カ月後にこれらの作品をお届けする日が待ちきれません」
とブログでコメントしている。
2017年3月に、次回Launch Padグループが発足する。プログラムへの参加を検討している読者は、すぐに公表されるという応募方法の詳細を待ってほしい。
参照元サイト名:oculus公式ブログ
URL:https://www.oculus.com/blog/announcing-the-2016-oculus-launch-pad-scholarship-recipients/
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