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ヘッドセットがイベントなどの場所で1日に100人以上の人につけられているという事実をうけて、VRコミュニティの間で眼病感染などが広がるのではないかという不安が広がっている。
Drift0rのYouTube動画で有名なBrad Overbey氏のスクリーンショットによれば、残念なことにVRヘッドセットからの感染で眼のヘルペスが広がってしまったと書かれている。
EYE HERPES IS SPREADING VIA VR HEADSETS! You know those big events where people try VR for the first time? Well this dev got herpes from it! pic.twitter.com/ngNQK5QiFB
—Drift0r (@Drift0r) 2016年10月25日
スクリーンショットのデベロッパーのメッセージには、眼ヘルペスがイベントなどで使われるVRヘッドセットを通して広がっている。
ゲームスタジオ(名前はふせられている)が彼らにヘルペスが広がっていることを教えてくれたことと、ヘッドセットを定期的に洗浄する必要があると書かれている。
Overbey氏このスクリーンショットとともにツイッターで、ヘルペスがイベントなどでシェアして使われるヘッドセットから感染が広がっていることと、感染したデベロッパーがいることを警告している。
National Eye Instituteによれば、約400,000のアメリカ人が目のヘルペスで苦しんでおり、50,000人の人が毎年新たに感染しているそうだ。
症状は目の刺激、ヒリヒリ感、はれ、痛みなど。
眼のヘルペスは最悪には失明に至ることもある。
Overbey氏によれば、スタジオ側はこのことを公にしたくないとしているため、感染したデベロッパーに確認もとれておらず、この情報がどこまで信憑性があるかはわからない。
VRscoutではAllAboutVision.comのシニアエディターで眼のエキスパートである、ドクターGary Heitingに連絡を取り、この件について確認をしている。
ドクターによれば、可能性はあるが、ヘッドセットからの感染は起こりにくいそうだ。
ヘッドセットから眼のヘルペスが移るというリスクはありえないとは言い切れないが、とても低いそうで、VRディスプレイ(またはスキーゴーグル、サングラス)でヘルペスが広がるというリサーチもないとのことだ。
眼ヘルペスは感染者との直接感染か、口のヘルペスが目に移るという方法で感染することがある。
ヘルペスの感染は全く起こり得ないとは言えないが、VRディスプレイとは関係がないとドクターは結論付けている。
だが、たとえリスクが低くても、ヘッドセットを毎回除菌したほうが良く、肌に触れる部分をアルコール除菌シートなどふくことをおすすめするとコメントしている。
VRの衛生商品などが細菌感染を気にする人などに向けて、ネットなどではすでに様々登場しており、Amazonでもたくさんの使い捨てのマスクを扱っている。
例えば、Bandit VRは下の写真のようなマスクを販売している。
この商品を使えば、VRユーザーの人ならご存知の、ヘッドセットをつけた時の汗で気持ち悪くなるという状況も解消できる。
参照元サイト名:vrscout
URL: http://vrscout.com/news/vr-hygiene-vr-headsets-herpes-eye-infections/#
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