- 週間ランキング
同メディアによると、2016年11月8日、HTC社はモバイルVRコンテンツ向けプラットフォーム「Viveport M」を中国でリリースした。
同プラットフォームは、先月開催されたAlibaba Cloudの年次開発者カンファレンスにおいて、リリースが予告されていたのだが、リリースに際して同社中国地区プレジデントのAlvin Graylinは、「Viveport Mが、多くの業界トップレベルのビジネスパートナーにモバイルVRコンテンツ・プラットフォームとして選ばれて、とても光栄に思っております」と述べている。
同プラットフォームは、実際はAndroidスマホにダウンロードして使うことになるのだが、VRゲームや360°動画を検索・プレイすることができるように開発された。
そうしたVRコンテンツのなかには、中国におけるVR動画サービス最大手Youku VRが提供するコンテンツも含まれる。
同社は、毎年11月11日(Double 11)に開催されるAlibabaのショッピング・イベントに合わせて、同プラットフォームのユーザーに様々なボーナスを提供する。
Viveport Mからふたつ(ひとつは有料アプリであることが必須)のアプリをダウンロードして、スクリーンショットをVive WeChatのアカウントに公開すると、VIVEのログが入った特製VR Card Boardを獲得できる。
また、PCユーザー向けプラットフォームであるViveportからふたつ以上のアプリを購入すると、約$37相当の電子マネーを獲得できる。
ちなみに、Viveport Mが中国以外の地域でリリースされるかは現時点では不明であるが、当初は中国限定のプラットフォームであったViveportがグローバルリリースされた経緯を鑑みると、Viveport Mもグローバル展開する可能性は否定できないであろう。
参照元URL:http://uploadvr.com/viveport-m-launch/
Copyright ©2016 VR Inside All Rights Reserved.