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Adtile社が5月26日、最新プラットフォームAdtile 360に関する情報を公開した。
広告・イントラクション・コントロールの3つがこちらにより360°可視の環境で利用できるようになるようで、360°ビデオの流行ぶりがうかがえる。
クリエーターはAdtile 360を利用することで、モバイル機器経由で閲覧可能かつ視聴者の動きの感知・携帯の位置に基づいた視点の修正等ができる360°ビデオを開発できるとのこと。
加えてAdtileのテクノロジーは、スマートフォンからタブレットまでほぼすべてのデバイスに対応し、どのブラウザーからも利用できるため「今日利用可能なものの中で最も拡張性のある360°ビデオ技術」と同社は言う。
Adtile Techbikigues社のCEO兼創立者のNils Forsblom氏によると、
「現在360°ビデオは多くの反響を呼んでいるが、デバイスセンサー対ハードウェア対ブラウザー対OSの構成の問題が原因で我々はそのスケールに対しての財政的な絶対さをブランドに持ち込められていない。
360°ビデオのブラウズ、検索、閲覧のできる主要な方法は現在のところYouTubeとFacebookが主流となっているが、個人的には両方とも制限のあるアプリ・ブラウザーサポートのなさという理由からシステムに限界があると考えている。」
とのこと。
製品ではビデオのコントロールを目的に大部分の装置に組み込まれている加速度計・ジャイロスコープ・磁力計の3台のモバイルセンサーからの出力が結合されている。
ビデオのコンテンツは回転、ピッチ、そして傾きのほぼ遅れなしで反応し、これにより視聴者がその世界に没頭していくうえでの手助けをしていく。
360°ビデオ技術、そしてモーションコントロールを通じてのコントロール技術自体は全く新しいものではないものの、Adtile社はこれらに少しのトリックを追加した。
Adtile 360には絵文字に加え他のインタラクティブなグラフィック要素をビデオ上に追加する能力が加えられている。
ユーザーは絵文字・アニメーション・グラフィックのいずれかをスクリーンをタップするだけで追加できる。
これによってユーザーは感情的な結びつきを生み出せるとともに、Snapchatのように自分だけのクリエイティブな作品作りを360°で行えるようになる。
Forsblom氏は、
「360°ビデオのアピールポイントは視聴者がアクションの中心に置かれるという点だ。
ユーザーはもはや受動的な視聴者ではなく、活動的な仲介者だ。
これはユーザーに与えられるとっぴなギフトであり、ブランドが美しい物語を伝えていく上でのダイナミックな伝達手段である。」
と述べている。
同社のMotion Storeではクリエーター向けにセルフサービス、編集可能ビデオテンプレートにアクセス可能のメディアアウトレット・エージェンシーを取り揃えている。
クリエーターの皆さまがビデオデザインを制作した際にはMotion StoreがiOS・Android向けの応答を作成する。
また、標準的なモバイルウェブ、どの主要広告サーバーにも対応しているMRAID tagsと自動的に焼きこまれているAdtileアナリティクスそれぞれへのリクエストも可能。
言い換えれば広告は完全に魅力的かつインタラクティブな一つの経験となり、その中で消費者は完全な視界のモーションコントロールができ、グラフィック・絵文字を等を通して広告との関わりを持つことができるようになる。
Adtile 360はAdtile社のMotion Storeからダウンロードが可能。
最新技術に興味がおありのクリエーターの皆さまは一度お試しになられてはいかがだろうか。
ダウンロードリンク
http://www.adtile.me/motion-store/から
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