X MenのVFXアーティストであるJonathan Sims氏は、DeepDreamを活用したサイケデリックVRフィルム「Dreamtime」を制作、発表したことがわかった。



Dreamtime について


Jonathan Sims 氏が制作したDreamtimeは、google社のDeepDreamと呼ばれるテクノロジーを採用し、制作された作品である。


DeepDreamは、既存の動画や画像に人工的な加工や変化を加える技術。今回、同氏はこの技術を使用しユニークなバーチャル・リアリティ体験と360度動画の制作を行った。



制作の目的と狙い


画像認識をするAI技術は、対象が犬なのか、建物なのか、人の顔なのか、膨大な検索データから識別し、画像に合わせた適切な加工を行うものである。


同氏はX MENの仕事を並行し、4ヶ月間でこの作品を完成させた。



Dreamtimeは、今までにない不思議な錯覚を起こす。


また、VRに関する映像を制作するフィルムメーカーに新しい視点を提供するという2つの目的に沿って制作された。


Jonathan Sims氏は、「360度のVR体験を通して、どこでも制作された作品を見ることが出来るし、その様な作品を作ることは私の目標でもあった。一人が後方を見て、もう一人が別の方向を見て、一つの作品を鑑賞することは、異なる物語を制作することでもあり、とてもユニークな体験であると思う。」と述べた。


Dreamtimeは、Google CardboardOculusRift、 HTC Viveを通じて鑑賞することが可能である。


Dreamtime ダウンロード先

https://mega.nz/#F!LFJjnT7J!3L42sDx3DP13_GD5rQDFew


Jonathan Sims氏の公式ブログ

http://jonathan-sims.squarespace.com/blog/


参照元: UPROAD

http://uploadvr.com/x-men-vfx-artists-uses-google-deep-dream-create-psychadelic-vr-film/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 X MenのVFXアーティスト、DeepDreamを活用したVRフィルム「Dreamtime」の制作を発表