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VIVE Focus Visionは、2021年に主に企業向けとして発売されたVIVE Focus 3の多くの仕様を引き継いでいるのが特徴です。
同じコントローラー
フレネルレンズ
解像度片目2,448 x 2,448のデュアルLCDディスプレイ
を採用しており、VIVE Focus 3のアクセサリーとも互換性があります。
例えば、オプションのVIVE Focus 3フェイシャルトラッキングモジュール(約1.5万円)も使用可能です。
さらに、デュアルカラーカメラと深度センサーにより、カラーパススルー機能を搭載し、混合現実体験が可能になりました。
これにより、2023年に発売されたQuest Proの競合製品であるVIVE XR Eliteに近い機能を実現しています。
解像度: 片目あたり2,448 x 2,448 (6.0MP)、LCD (2枚)
リフレッシュレート:90Hz (2024年後半にDisplayPort代替モードで120Hz対応予定)
レンズ:デュアルエレメントフレネルレンズ
視野角:水平120度
光学調整:自動IPD
IPD調整範囲:57-72mm
プロセッサ:Snapdragon XR2 Gen 1 (VIVE Elite XRと同じ)
RAM:12GB
ストレージ:128GB (MicroSDで最大2TBまで拡張可能)
コネクタ:USB-C 2個 (1個はDisplayPort代替モード対応)
バッテリー寿命:2時間 (20分の内部バッテリーでホットスワップ可能)
トラッキング:4つの前面トラッキングカメラと赤外線フラッドライトで手の動きを追跡
コントローラー:VIVE Focus 3コントローラー、充電式バッテリー
オーディオ:ヘッドストラップスピーカー (デュアルドライバー)、3.5mmオーディオ出力
マイク:デュアルマイク
パススルーカメラ:2つのRGBカメラ (16MP) と深度センサー
VIVE Focus Visionの予約は本日から10月17日まで受け付け中です(日本では)。
予約特典として新しく発表されたVIVE Wired Streaming Kit(通常価格約2.3万円)が無料で付属します。
このキットには、5メートルのストリーミングケーブルとDisplayPort対応のコンバーターが含まれており、PCからヘッドセットへのロスレス映像転送を実現します。
また、予約特典として7つのゲームが付属することになっており、これには
「Metro Awakening VR」(2024年後半にVIVEportで発売予定)
「Arizona Sunshine 2」
「Bootrap Island」
などのVRゲームに加え、
「Puzzling Places」
「Magic Keys」
などのMR対応ゲームも含まれています。
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HTCは、VIVE Focus Visionを「ハイブリッドデバイス」と呼んでいます。
これは、SteamやVIVEportを通じてPC VRゲームをプレイする能力を持つためです。
スタンドアロンVRと高性能なPCVRの機能を兼ね備えることで、様々な用途に対応できる柔軟性を持っています。
また、4つの前面トラッキングカメラと赤外線フラッドライトを搭載し、手のトラッキングも可能です。
これにより、コントローラーを使わずに直感的な操作が可能になり、より自然なインタラクションを実現しています。
VIVE Focus Visionは、HTCの最新テクノロジーを結集した高性能MRヘッドセットです。
企業での活用はもちろん、熱心な個人ユーザーにも魅力的な製品となっています。
複合現実機能や高解像度ディスプレイ、PCVR対応など、多彩な機能を約15万円という価格で提供することで、XR市場に新たな選択肢を提供しています。
AppleのVisino Proよりも安く、Meta Quest3よりも高い価格設定であり、クオリティの高いMR体験とコスパの両立を期待するユーザーにとっても魅力的ではないでしょうか。
日本国内での販売価格はまだ発表されていないことから、今後の発売と実際の使用感に注目です。
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