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クラスター社は、運営する法人向けバーチャル空間サービスにおいてブラウザ版の提供を開始し、同サービスでのアプリ版とブラウザ版の併用が可能になりました。
ブラウザ版の第1弾として、東京都のプロジェクト「Virtual Edo-Tokyo」の一部である「Edo Area」のブラウザ版が1月31日に公開され、ブラウザで江戸城を再現した空間にアクセスし、バーチャル空間を回遊できます。
今回のブラウザ版の提供は法人からの「ブラウザで簡易的に体験できるようにしたい」という要望が背景にあり、バーチャル空間への敷居が下がり、アプリ版と併用することで初心者への対応や楽しみ方の多様化が期待されるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-223340/
大日本印刷(DNP)と桑名市が2月26日から、インターネット上の「メタバース役所」において電子申請手続きの総合窓口・各種相談業務・市民交流の場を設け、行政サービスの向上と窓口業務のDXを目指す実証事業を開始することになりました。
このメタバース役所では市民が自宅からでも申請手続きができたり、アバターを使って匿名性を確保しながら各種相談が受けられたり、時間や場所を選ばずに市民交流会に参加できるようになっています。
DNPはこの実証事業で桑名市のデジタル化を支援するとともに、同様のサービスを他の自治体にも展開し、2025年度には40自治体への導入を目指すとしています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-223368/
playknot社は、海外のVRメンタルヘルス関連企業2社と協業し、VRを活用したメンタルヘルス改善と医療従事者向けトレーニングのための2つの医療VRプロダクトの開発に着手したことを明らかにしました。
開発が進められている医療VRプロダクトは、
メンタルヘルスVR:暴露療法のような不安症状の改善を目的としたシナリオと、リラクゼーションを目的としたシナリオの2種類。
救急トレーニングVR:医師監修の下、救急現場をVRで体験できる学習・トレーニングシステム
の2つです。
2024年3月にβ版を公開し、その後医療機関などとの協業で製品をアップデートしていく予定となっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-223382/
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360ChannelがアメリカPixel Canvas社のメタバースプラットフォーム「Pixel Canvas」の日本における総代理店になり、1月26日からサービスの利用申し込みを開始しました。
「Pixel Canvas」は高品質なグラフィックと豊富なコンテンツ要素を特徴とするメタバースプラットフォームで、URLアクセスのみで利用でき、
画像/動画の掲載
オブジェクトのテクスチャや色変更
ボイスチャット
アバターカスタマイズ
ができるなど、WEBサイト感覚でメタバース空間を自由度高く構築することができます。
また、「Pixel Canvas」にはさまざまなテンプレートがUnreal Engine 5で構築されており、今回の発表ではその一部が公開されているとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-223398/
ソニーは2023年に発売したPSVR2の北米、ヨーロッパ、日本におけるダウンロード販売本数トップ10を発表しました。
アメリカとカナダのトップ10のうち4つは元のPSVRでもプレイ可能な人気タイトルで既存タイトルの強さが目立つ一方で、新規タイトルも多く魅力的な新コンテンツがユーザーを惹きつけていることもわかります。
とはいえ、新規タイトルのうちソニーの独占タイトルは2つだけで残りは既存のVRゲームの移植となっており、MetaのQuestストアに比べるとソニーのプラットフォームへの投資がやや手薄ではないかとの分析もされているようです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-223333/
今週はVRとメタバースともに様々なジャンルの話題が登場しました。
両方とも社会的インフラとしての役割が徐々に大きくなってきており、2024年になった直ですが来年以降の展開が楽しみになってきます。
VRの楽しみ方といえばゲームですが、VRゲームの普及に大きな貢献をしてきたソニーの一層の頑張りにも期待したいところですね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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