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昨年12月23日(土)に開催された「バ美肉紅白2023」は、バ美肉VTuber8名が
「ボイチェン(ボイスチェンジャー)軍」
「両声類軍」
に分かれて「kawaiiボイス」を競い合うメタバース内の歌合戦イベントで、cluster内にてその4回目が行われました。
イベントは、メタバースで美少女になる文化「バ美肉(バ―チャル美少女受肉)」と音声技術の魅力を広めることを目的にしており、今回は戦国時代における「関ケ原の戦い」をモチーフに行われています。
イベントでは、
メタバースを”関ケ原”
ボイチェン軍を”西軍”
両声類軍を”東軍”
に見立てて開催され、応援のための両軍の「家紋Tシャツ」や「合戦旗」が配布されたということです。
ライブ総視聴者は1,158名(cluster会場への来場者数449名、YouTubeライブの視聴者数709名)と過去最大の盛り上がりを記録しており、両軍の各メンバーが歌唱と技術紹介を披露したのち、来場者全員による決戦投票が行われました。
結果は両声類軍が4連覇を達成しており、決着後には健闘を称え合って、全メンバーによる合唱「ロマンスの神様」が披露されました。
なお、この様子はメタバースにおける音声技術の魅力を広く伝えるため、ダイジェスト動画と合唱MV、3時間に及ぶアーカイブとして全編無料で公開されています。
<ダイジェスト>
<合唱MV>
<アーカイブ>
主催者のバーチャル美少女ねむによる「バ美肉紅白2023」開催レポート
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ここで出てくる「ボイチェン勢」とは、ボイスチェンジャーを利用し、元の声とは違う声で喋る人たちのことを指しており、物理的な音響加工機器を用いる「HW(ハードウェア)ボイチェン」と、コンピュータによって演算処理を行う「SW(ソフトウェア)ボイチェン」の主に2種類のアプローチが存在するとされています。
近年では地声にエフェクトをかけるのではなく、機械学習で完全に別人の声に置き換えてしまう「AIボイチェン」も話題になっているとのことで、AIボイチェンは遅延の問題からリアルタイムで歌を歌うことは難しいとされていることから、イベントでは全員がエフェクト式のボイチェン勢として登場しているということです。
もう一方の「両声類」とは、ボイストレーニングで声帯を自在に操り、男声・女声両方を生身で自在に出し分ける発声技術を獲得した人達のことで、尊敬と畏怖を持って「両生類」を文字って「両”声”類」と呼ばれています。
2023年12月23日にclusterでメタバースでの音声技術を競い合う歌合戦「バ美肉紅白2023」が開催され、その様子をライブ総視聴者数約1,200名が見守りました。
結果としては、「両声類」軍が勝利しています。
イベントの様子はダイジェストやアーカイブとして公開されているので、ぜひ見てみてください。
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