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このサービスは2022年のMeta Connect 2022でQuest Proとともに登場すると発表されたもので、1年越しに実現した形です。
プログレッシブウェブアプリ(PWA)として提供され、インターネットに接続したうえでQuestブラウザのブックマークよりも便利に利用できます。
2Dパネルとして標準のQuestホームインタフェースで開き、パススルーまたは仮想ホーム環境をバックグラウンドとして選択可能です。
入力する際にはジェスチャーコントロールによるバーチャルキーボードを使い、VRモードではサポートされたトラッキングキーボードが表示されます。
さらに、Bluetooth物理キーボードも完全にサポートされ、MRモードで手元を確認しながら通常の文書入力のようにテキストを打ち込むこともできます。
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Microsoftの生産性アプリは、同社がXbox Cloud Gamingプラットフォームを導入したタイミングでQuestストアに登場しました。
両サービスは元々、Quest Proと共にMeta Connect 2022で昨年発表されましたが、実際にリリースされるまでに1年以上かかっています。
また、Connect 2022でQuestに搭載されることが発表されたWindows 365は、サブスクリプション料金を支払うことで、クラウドから仮想のWindows 11 PCをストリーミングできるサービスです。
これは、ウェブアプリケーションだけでなく、PCアプリケーションへのアクセスを実質的に開放するものとなります。
そのため、実際にリリースされれば、Questはさらに生産性の高いデバイスへと進化していくことが期待されます。
MicrosoftがMeta Quest向けにオフィスアプリを公開したことで、VR/MR環境での生産性が向上する可能性が高まりました。
これまでは仮想デスクトップアプリなどを利用する必要がありますが、オフィスアプリが直接Questで利用できるようになって手間を省略することができます。
新型コロナ禍によりVRやメタバースが生産性向上と結びつきましたが、まだ発展途上なものでした。
今回のオフィスアプリの公開は、Questの生産性向上に向けた重要な一歩と言えるのではないでしょうか。
・オフィスワークやプレゼンテーションの効率化
・遠隔地との共同作業の円滑化
・新しいビジネスや教育の可能性の創出
をはじめ、今後はさまざまな分野でVR/MRの生産性機能が活用されていくことが期待されますね。
参考:Microsoft Word, Excel &PowerPoint Web Apps Are Now Available On The Quest Store[UploadVR]
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