- 週間ランキング
メタバース空間はここ数年で多くの自治体や企業において『課題解決』や『事業のマーケティング施策』として活用されはじめており、その需要は拡大を続けているという社会背景の中、全世界でユーザー数が5億人を超える人気メタバースゲーム「Fortnite」などのゲームメタバースの活用に注目が集まっています。
しかし、ゲームメタバースで企業が独自の空間を制作し活用するためには
・各ゲームプラットフォーマーの規約に則り制作する
・ユーザー特性に寄り添った設計をする
ことが必須であることから、自治体や企業にゲームメタバースに特化した空間構築やマーケティングなどの施策に対応できるスキルを持った人材がいないという問題点が浮き彫りとなっている状況です。
メタバース空間の独自開発が難しいことだけでなく、メタバース空間が開発できたとしてもその後のプロモーションや販売活動など、メタバース空間への集客自体も課題となるなど、多くの問題が山積みしてる状況です。
そこで、ゲームメタバースを活用したマーケティングの知見とプラットフォーム構築のノウハウ、クリエイター人脈などを有するモンドリアン社と、VR黎明期からコンソーシアム運営などで業界ネットワークを持つハコスコ社が、お互いの”強み”を掛け合わせることで、自治体や企業が抱える課題に対し、最適なメタバース活用の企画提案から実行までをワンストップで提供することを可能とるべく、今年10月より協業が開始されています。
今回の協業により、企業の課題・目的に合わせた最適なゲームプラットフォームの選定から、クリエイターの手配、ターゲットユーザーの特性にあった空間制作、顧客体験設計(CX)までを一貫して対応することが出来るようになっています。
ゲームメタバースには、『空間を楽しむことだけでは一過性のイベントに留まってしまう』という問題点があり、これを解決するために
・リアルとオンラインを融合したイベント
・著名クリエイターの協力による情報発信
といった、メタバースだけでなはい施策を提案および実行することで、ゲームメタバースの効率的なマーケティング活用支援を実現することが期待できます。
ゲームメタバースは小学生にも親しまれている分野であり、昨今は『楽しみながら学ぶ』という教育とエンターテインメントが掛け合わされたエデュテインメントへの関心も高まっていることから、ゲーミフィケーション要素を付与した教育にも活用できるゲームの企画提案や、空間制作、運用が計画されています。
このような教育コンテンツを開発することで、子供たちのプログラミング思考や自主的な学びを促し、教育現場や子供たちの学びにおける様々な課題解決を目指しているということです。
【PR】
「ハコスコカフェ」とは、時空間を超えるコミュニケーション実験スペースとしてメタバース空間上に再生された、リアルとバーチャルが融合したカフェ空間です。
熱海伊豆山の海を見下ろす築40年の廃屋が、「再生」をテーマに建物と土地が持つ記憶を毀損しないことを最優先としながら、何にでもなれるアノニマスなハコを目指し地上の”どこにもない”特別な物理空間にリノベされ、現実を科学・操作し豊かにするための技術開発とアプリケーション実装のための場所となって、現実科学の研究が行われています。
この「ハコスコカフェ」は、ハコスコ社がすでにメタバース空間に実装していますが、今回、モンドリアン社が活用とリバイブを担当し、「Fortnite」上に先月27日より無料公開しています。
ゲームマップのタイトルは「ハコスコカフェ@Fortnite」で、マップコードは「1898-9726-8080」となっています。
XRコンソーシアムおよびブレインテック・コンソーシアムを運営し先端技術の業界コミュニティ形成に尽力しているハコスコ社と、ゲーム・メタバース業界の先駆者であるモンドリアン社が、お互いの強みを活かしゲームメタバースの活用による自治体・企業の社会課題解決・事業創造・マーケティング支援を加速すべく、先月より協業を開始しています。
また協業のプロトタイプマップとして、ハコスコ社の時空間を超えるコミュニケーション実験スペース「ハコスコカフェ」が「Fortnite」上に公開されています。
ゲームメタバースというとちょっと難しそうだと感じる人でも、カフェに遊びに行くだけだったら試してみるのも面白そうだと感じるニュースですね。
Copyright ©2023 VR Inside All Rights Reserved.