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「Horizon Worlds」はMeta社がMetaQuest向けに展開するメタバースプラットフォームです。
VRゴーグルを装着したユーザーは、マインクラフトのようなサンドボックス化されたソーシャル内で自由に動き回ることができます。
さらに、他のユーザーと交流しながらVR空間上の街を散策したりゲームを楽しめるほか、バーチャルアイテムなどを制作して収益を得ることも可能です。
なお、残念ながら現在日本ではまだリリースされていません。
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2022年初めにMeta社CEOマーク・ザッカーバーグ氏は投資家に対して、同年後半のHorizonスマホ版の提供を開始することを予告しましたが、実現しませんでした。
当初予定から1年経った現在、スマホおよびウェブでHorizonアプリのテストのへの参加申請が可能になったと複数のテック系メディアが報じています。
Androidスマホのみに対応しているモバイルアプリ版はGoogle Playからダウンロードするのではなく、Quest Androidアプリを通じて直接アプリを起動する仕組みです。
他方、日本でユーザーが多いiPhoneではウェブブラウザ版がHorizon Worldsに入る唯一の方法となります。
ただし、「Horizon Worlds」アプリのクローズドベータは、
・北米(アメリカ・カナダ)
・イギリス
・EU諸国(フランス・スペイン・アイルランド・アイスランド)
のみで展開されることになっており、Quest版と同様に日本で開始されるかは未定です。
X(以前はTwitter)ユーザーのLunaさんは、テスターとして選ばれた数人の中の1人です。
さらに、7月末に発表されたMetaが開発したーヒーローシューター「Super Rumble」のロビーで短いハンズオンを披露していました。
アバターの動きはQuest版がトラッキング技術により自分の動きを反映したものとなっていて、モバイル版では決まった動きをするものとなっています。
さらに気になるポイントが「アバターの足」です。
Quest版では足がなく宙に胴体が浮いている状態になっているのに対し、モバイル版ではしっかりと足が描かれています。
多くのユーザーが求めたことでQuest版のアバターにも足が追加予定となっていましたが、モバイル版のアバターに先んじて足が付いたことになります。
「Horizon Worlds」のスマホアプリ版のクローズドベータテストが開始されました。
昨年流出したMeta社の内部文書によると、同社は「Horizon Worlds」が『市場適合性を見つけていない』と考えているようです。
そこで、まずはより多くのプラットフォームで展開することによって、ユーザーへの認知や参加をさらに促していくことになったのではないでしょうか。
例えば、Rec Room、Roblox、VR Chatなど成功を収めているメタバースアプリはVR以外のプラットフォームでも提供され、収益を上げています。
Horizon Worldsでもこの成功に続こうとしているのか、今では「Super Rumble」のような魅力的な一次コンテンツを提供しています。
9月27日に開催予定の同社の年次Connect開発者会議で、新しいHorizon Worldsの機能についてさらに詳しく知ることができるのではないでしょうか。
どのような発表があるか注目ですね。
参考:Meta Launches ‘Horizon Worlds’ Closed Beta on Smartphones[Road to VR]
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