- 週間ランキング
「ゆるキャラグランプリ」は2011年から2020年まで開催されていたご当地キャラのグランプリ投票です。
2011年に発生した東日本大震災は、被災地だけでなく日本中の”地方”に大きな影をおとしていました。
そんな”地方”を『元気に』そして『笑顔に』という願いを込め、「ゆるキャラで地域を元気に!」「ゆるキャラで会社を元気に!」「ゆるキャラで日本を元気に!」という3つのテーマのもと開催されたのが「ゆるキャラグランプリ」です。
「ゆるキャラグランプリ」は郷土愛に溢れたユーザーが『1人1日1回インターネットで投票する』ことで、ご当地キャラの人気順位が決定するグランプリ型のイベントで、秋に行われる決選投票と表彰式は共に国民的関心事となっていましたが、復興五輪の陰でその役目を終え2020年に10年間の活動に終止符を打っていました。
しかしコロナ禍という新たな災厄が世界を襲い、日本の地方においても『観光産業が大きな損害を被る』、『地域のPRを担うご当地キャラクターたちの活動が大きく制限される』など、大きなダメージを受けたことにより、地方自治体やご当地キャラクター運営団体から「ゆるキャラグランプリ」の再開を求めるアツい要望や復活を望む声が寄せられていたということです。
「ゆるキャラグランプリ」の復活にあたっては、『アフターコロナ時代に相応しい形態での開催』が模索され、”実物キャラクターが重要視されるイベントである”という点から『2Dではなく3Dで開催できるメタバースとの親和性が高い』という結論にいたったということで、今回は
メタバース上(オンライン)での開催とリアルイベント(オフライン)のハイブリット開催
という形式で、「ゆるキャラグランプリ改め、ゆるバース」として3年ぶりに復活しています。
「ゆるキャラグランプリ改め、ゆるバース」は、ゆるバース製作委員会が主催し、コノキュー社が提供する仮想空間プラットフォーム「DOOR」上に構築された本イベント独自空間「ゆるバース」にて『ご当地キャラの宣伝活動』と『投票』が実施されます。
ご当地キャラのエントリーは8月31日(木)18:00まで受け付けられており、地方自治体がDXでの活動を推進する「はじめの一歩」として本イベントを活用できるようサポート体制を充実させ、また『地域のDX化促進の新しい取り組み』の一助になることも期待されています。
「ゆるバース」は、専用アプリは不要でWebブラウザにスマホやタブレット・PCをはじめ、VRゴーグルでアクセスすることで利用でき、ユーザーは「ゆるバース」内を散策しご当地キャラと出会ったり、グランプリの投票を無料で楽しむことが出来ます。
投票期間は2023年8月8日(火)10:00から10月20日(金)18:00までとなっており、各キャラクターブースに設置されている『投票パネル』から投票専用サイトへアクセスすることで投票できる仕様となっています。
メタバースでの投票結果を受け、決選投票と表彰式が兵庫県淡路市にて10月27日(金)から10月29日(日)の日程で開催される予定となっています。
「ゆるキャラグランプリ」が「ゆるキャラグランプリ改め、ゆるバース」として3年ぶりに復活し、初のメタバースとリアルのハイブリッドで開催されることと、今月8日より投票が開始されていることが発表されました。
この夏休み、まだどこにもお出かけできていない人も、大満喫している人も、「ゆるバース」で観光地巡りをするのも楽しそうだと感じるニュースですね。
Copyright ©2023 VR Inside All Rights Reserved.