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「周波数」は、脚本家・CMディレクター・映画監督・作家・エッセイストなど多岐にわたり活躍するアーティスト大宮エリー氏が初めて監督を務めたVR映画で、その内容は大宮エリー氏の自伝的作品となっています。
主人公のアンが『生きにくい日常の中”世界に存在するあらゆる固有の周波数”を知ることで世界の見え方が変わっていく様子』を、観客が一緒に体験していくという全く新しい体験型のVR映画作品に仕上がっています。
本作は大宮エリー事務所とCinemaLeap社の2社共同製作により生み出された25分のアニメーション作品で、監督と脚本・絵を大宮エリー氏が、プロデューサーを待場勝利氏が務め、主人公アンのボイスキャストは日本語と英語共に水原希子氏が、モーションキャプチャーアクターとディレクションを小野寺修二氏・藤田桃子氏・崎山莉奈氏が担当しています。
そのほか、ヴェネチア国際映画祭での公開にさきがけ、2023年8月22日(月)には小山登美夫ギャラリー天王洲にてVR映画「周波数」の先行体験会が、報道関係者向けに実施されることが決まっています。
本作品の主なみどころは『世界に存在する様々な周波数を体感すること』、『視覚的に周波数の存在を知ることができること』、『音で周波数を感じることができること』の3点となっています。
また、作品中に大宮エリー氏のアート作品が多数登場する点もみどころの1つとなっています。
作品の最後に、あなたはその時に感じた周波数をスケッチブックに描きます。
あなたが描いた周波数は夜空に上り、ひとつのまたたく星になります。
「あなたはひとつの星である」
あなた自身も独自の周波数を持っているという気づきが、困難な状況の中でのささやかな希望になることを願います。
あなたが周波数の存在を知ると、様々な物体が動き始めます。
例えばカフェの中であなたの目の前にある椅子が、周波数の存在によって動き始め、震えて、踊り出します。
あなたは海底の中で、様々な周波数に出会います。
あなたが珊瑚やクラゲに近づくと彼らはあなたの存在を感じて、大きく揺れながら音叉で収録した様々な周波数の音が聞こえます。
世界遺産にも登録されているイタリアの都市ヴェネツィアで毎年8月末から9月初旬に開催されるヴェネツィア国際映画祭は、カンヌ国際映画祭およびベルリン国際映画祭と並び、世界三大映画祭のひとつに数えられる国際映画祭です。
2023年の今年80回を迎える本映画祭は世界最古の歴史を持つ映画祭であり、2017年からはXR部門「Venice Immersive」がスタートしています。
「Venice Immersive」はラッヅァレット・ヴェッキオ島(Venice Immersive Island)にて作品公開が行われ、初開催から7回目となる今回、世界25カ国から44件のイマーシブ・メディア・プロジェクトが選出されており、360度動画やインスタレーション・バーチャルワールドを含む、あらゆる長さのXR作品が対象となる中、「周波数」もノミネートされています。
今年の「Venice Immersive」では、8月30日から9月9日までの13日間にわたり作品が展示され、受賞作品の結果発表は9月9日(土)に行われる予定となっています。
VR映画「周波数」が第80回ヴェネチア国際映画祭のXR部門「Venice Immersive」にノミネートされています。
本作は脚本・監督・絵をアーティストの大宮エリー氏が務めた自伝的作品で、主人公のアンと共に体験するという全く新しい体験型のVR映画に仕上がっており、今月22日には報道関係者向け先行体験会が予定されています。
新しい体験型のVR映画とはどのようなものなのか、一般公開の開始と受賞結果が気になるニュースですね。
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