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今回設立が発表されたバーチャルパーティー社は、VR空間でのアナログゲームプレイのサポートや、専門知識不要で3Dワールド構築が可能なツール「CatsUdon(カツドン)」の開発、同サービスを用いたTRPG(テーブルトークRPG)やマーダーミステリー、ボードゲームなどを遊ぶDiscordコミュニティ「CatsUdon工房」の運営を手掛ける新会社で、今年5月22日に登記を完了し、その営業を開始しています。
問い合わせはバーチャルパーティー社(info@virtualparty.jp)まで。
商号:株式会社バーチャルパーティー(Virtual Party Inc.)
本店所在地:〒259-1145 神奈川県伊勢原市板戸262-1
代表者:アディン・ヨハネ(HN)
<主な事業内容>
・VRSNS(VRChat)用VRアナログゲームサポートシステム「CatsUdon」開発
・VRTRPGコミュニティ「CatsUdon工房」運営
・VR空間等を利用したイベント企画及び開催
・デジタルコンテンツ等の企画・制作・販売
設立年月日:2023年5月22日
資本金:500万円
同社が提供するサービス「CatsUdon」は、TRPGをVRchat上で遊ぶために開発されたシステムで、あらかじめ用意された1,000を超える様々なパーツをVRchat上でワールドに設置し、組み合わせて作成することで新時代のTRPG体験ができます。
初期設定では会議室のような円卓と部屋が用意されたワールドになっていて、これだけでもTRPGが遊べるようになっています。
同社によると、
「クトゥルフ神話TRPG」
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」
などのTRPG以外にもカードや様々なコンポーネントの作成・利用に対応しているということで、マーダーミステリーの上演や、コンポーネントを再現してのボードゲームプレイなど、様々なアナログゲームに活用されています。
さらに「専門知識不要で簡単にワールドを作成できる」という点も注目されており、VRchat上で行われる各種イベント会場や3Dモデルを用いたVTuberの配信セット、VR演劇「マクベス」の舞台セットとしても活用されています。
今回の発表では、同社代表アディン・ヨハネさんの設立にあたっての想いも公開されており、それによると「CatsUdon」の開発背景について、当初はVR空間上でTRPGを遊ぶ試みはすでに行われていたものの、当時はゲームマスターがセッションに使用する背景やNPC、情報やダイスをUnity(ゲーム制作ツール)を使用して作成する必要があったということです。
そんな中で
「箱庭ゲームみたいに簡単に背景を作れて、しかもVRchat上でダイスを振ったりアイテムの管理ができるようなTRPGサポートツールがあれば、VRでTRPGを遊びやすくなるのでは?」
という想いから、汎用VRTRPGサポートツール「CatsUdon」の開発が進められたということです。
またVRTRPGを普及させるには、VRTRPGで遊びたい人たちが集まれるコミュニティが必要というヨハネさんの考えからVRTRPGサークル「CatsUdon工房」が開設されたということで、現在は1,000人近くのメンバーが所属する規模にまで成長しています。
このコミュニティを、より多くの人を巻き込んでもっと楽しいものにしたいという思いから今回の新会社が設立されたということです。
VR空間でのTRPGやボードゲームのプレイをサポートする会社「株式会社バーチャルパーティー」が、今月22日に設立されています。
同社はVRアナログゲームサポートシステム「CatsUdon」の開発や、VRTRPGコミュニティ「CatsUdon工房」運営などを手掛けるということで、今後のイベント情報などにも注目が集まりそうです。
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