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WebARのシステム開発を手掛けるpalan社が”すごいAR”を誰でもかんたんにPCさえあれば作成できるツールとして開発したのが、WebAR作成サービス「palanAR」で、制作されたWebARコンテンツはVRゴーグルといった特別な機器がなくてもスマートフォンやタブレットで楽しむことができるという特徴を有しています。
この「palanAR」に今回、ARを活用した『ポータル』をWeb上で簡単に作成できる新機能「ポータルAR」が追加リリースされています。
『ポータル』とは”現実世界と仮想空間を繋ぐ扉(ドア)”として現実世界の空間に設置される扉や入り口などの仮想的な3Dモデルで、ユーザーは『ポータル』を通じ、”宇宙空間”や”海底”、”恐竜の世界”などといった『想像力が掻き立てられるような場所』へアクセスすることができるようになります。
『WebAR』とはWebブラウザのみでARを実現する技術であり、新型コロナウイルスの感染拡大を機に「非接触型」の新しい接客の形を模索する企業や自治体などから、”AR名刺”や”商品プロモーション”などの様々なシーンへの活用が期待されています。
「palanAR」はそのような『WebAR』を無料プランや有料プランで制作できるサービスで、2019年の提供開始以来、直感的な操作でWeb制作やAR作成のプログラミング知識がなくても簡単にARを作れることから人気を博し、イベントや教育、プロモーションなど18,000以上のAR作成に利用されています。
「ポータルAR」は『教育分野』や『イベント会場』など様々な分野での活用が期待されています。
『教育分野』を例に挙げると、世界各地の名所や史跡、古代の住宅や街といった『リアルではいくことが難しい場所』にVRでアクセスすることで、歴史や文化をリアルに体験し学べる効果が期待できます。
また、展示会やカンファレンスといった『イベント会場』の展示コンテンツに「ポータルAR」を導入することで、展示する側の伝えたい世界観を演出することも可能となります。
「ポータルAR」は、高精度な平面認識、画像認識の機能を提供する「palanAR」のプレミアムオプションを契約することで利用することができます。
このプレミアムオプションでは、通常プランのARに比べ”より高精度な”ARの作成が可能になります。
問い合わせはpalan社まで。
▽palanARで「ポータルAR」を用いたARを作成する方法
1. ARの種類の選択画面で「ポータルAR」を選択
2. テンプレート選択画面でお好みの形のポータルを選択
3. AR編集の「ライト/空」のタブを選択し、お手持ちの画像に差し替える場合はデフォルトで設定されている「sky」ファイルを削除してからファイルをアップロード
4. 保存
WebARを誰でも簡単に制作することができるpalan社のサービス「palanAR」に、新しい機能としてARを活用したポータルをWeb上で簡単に作成できる「ポータルAR」がリリースされています。
「ポータルAR」を活用することでVR空間へのドアを簡単に設置することができるため、様々な分野への活用が期待されています。
お菓子のパッケージなどにARを活用したプロモーションが記載されていることがありますが、このようなツールが普及すると、様々なシーンで目にすることが増えそうだと感じるニュースですね。
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