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東武鉄道と金谷ホテルが、GATARI社と協業してMRを用いた音声アトラクション導入に関する実証実験「創業者金谷善一郎が案内する日光金谷ホテルMR館内ツアー」を、先月29日から行っています。
このツアーは、東武鉄道において2021年11月より実施しているオープンイノベーションを活用した事業共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」の採択施策第6弾として実施されているもので、DXによる観光施設・サービスの高付加価値化の検証を目的に、今年で創業150周年を迎える日光金谷ホテルにて今月31日まで行われています。
今回の実証実験は、国の有形文化財である日光金谷ホテルにて長年行われてきた館内案内ツアーを、GATARI社が開発したMRプラットフォーム“Ayris(オーリス)”を用いて行われているもので、ツアーの内容をDX化する取り組みになっています。
3Dスキャン技術と位置測位技術等を組み合わせることで、既存施設に手を加えることなく空間上に画像や音声データを記録するという技術により、
・利用者の位置
・視線や動き
に応じて専用デバイスから音声が流れる仕組みとなっていて、150年という歴史をもつ日光金谷ホテルの館内を巡りながら、まるで案内者が隣にいるかのような没入感を味わうことができるようになっています。
今回の音声アトラクションは、金谷ホテルの創業者である金谷善一郎が現代に蘇って、自らの“声”で館内を案内することをコンセプトに制作されており、ホテルにおける宿泊以外の楽しみを提供することで体験価値の向上を図っていきます。
日光金谷ホテル宿泊者のみ体験可能で、利用料金は無料。
1回の申込みで最大3名まで利用可能で、日光金谷ホテル宿泊日当日に1階フロントにて申込むことで利用できます。
今回のツアーで利用者は専用デバイスを装着し、ホテルスタッフより簡単な操作説明を受けた後に、館内案内ツアー用マップを見ながら自身で館内を巡っていきます。
利用者の位置情報や視線の向きなどの情報を基に、専用デバイスを通して創業者である金谷善一郎が館内の歴史などを語りかけるという音声ガイドツアーになっています。
東武鉄道と金谷ホテルらが、国の登録有形文化財である日光金谷ホテル館内をMR技術を使って巡るツアーの実証実験「創業者金谷善一郎が案内する日光金谷ホテルMR館内ツアー」を、ホテル宿泊客向けに実施しています。
この取り組みはTOBU Open Innovation Program採択施策第6弾として行われているもので、今月31日まで実施されています。
ぜひ体験してみてください。
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