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Audi activesphere conceptは、
・Audi skysphereロードスター
・Audi grandsphereセダン
・Audiurbansphereスペース
に続く、アウディが世に送り出したSphereコンセプトカーの集大成となるモデルとなっています。
全長4.98mという非常にエレガントなボディデザインでありながら、最低地上高208mmと22インチの大径ホイールとなっており、単なる高級スポーツカーにとどまらずオフロード性能も高いという相反する性格が持ち味です。
さらに、アウディの公式発表によると、この次世代自動車はARゴーグルと連動し、現実世界の上にインタラクティブな3Dコンテンツを表示することができます。
単に重要な運転状況やナビゲーションを提供するだけでなく、従来のコントロールパネルを排除し、ARゴーグルで表示可能なデジタルインターフェースを採用しているのが最大のポイントです。
運転状況やナビゲーションなど、ドライバーに関連するすべての情報を表示することができることを意味します。
さらに、ARコンテンツは、「ドライバーと同乗者のために個別に設定可能」なものになります。
例えば、ドライバー以外の各同乗者はARゴーグルを使ってウェブを見たり、車内の温度を調節したり、音楽をコントロールしたりすることができます。
画像:VR Scout
車両には、ドライバーと各同乗者に1つずつ、合計4つのARヘッドセットが搭載されています。
公式プレスリリースによると、同乗者がコンソールの特定の部分に集中していることを見分け、より詳細な情報を提供します。
コンソールの特定の部分がアクティブになると、同乗者はハンドジェスチャーを使って操作可能です。
従来のコンソールとは異なり、各機能のコントロールはそれぞれの機器の前に配置されており、例えば、
・エアコンのコントロールは吹き出し口の上に
・サウンドのコントロールはスピーカーの上に
というように配置されています。
AR技術により、オフロードモードでは高解像度の3D地形グラフィックスを現実世界に重ねて表示したり、さまざまな交通情報を表示可能です。
それだけでなく、同乗者はARゴーグルを車両から持ち出してスキー場に行き、自転車道をナビゲートしたり、スキーで下山するときに理想的な下り坂を探したりすることができます。
また、アウディによるとクルマ自体の情報、バッテリー残量、最寄りの充電ステーションなどの情報も、車内外でアクセスすることが可能です。
さらに、必要に応じて、タイヤの空気圧低下などの事前警告や、ルート選択の基準となる天気予報の機能もあるとしています。
アウディの新電気自動車(EV)コンセプトが発表されました。
コントロールパネルがARゴーグルで確認できるものとなっており、まさに「走るスマホ」といったところです。
ARゴーグルはドライバーだけでなく同乗者用のものも搭載されており、それぞれが好みのコンテンツを楽しむことで長旅でも退屈を感じなくて済むかもしれません。
また、EVの弱点として寒さに弱いということがよく指摘されますが、この自動車はスキー旅行に使えることを強調しており、寒さ対策をアピールしているものに感じます。
この他にも、ダッシュボード、ステアリングホイール、ペダルが消える自律走行モード、大型サウンドバーとなる次世代ダッシュボード、オンボードバー(ヒーターまたはクーラー)なども注目の機能です。
参考:Audi’s EV Concept Features Support For AR Glasses[VR Scout]
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