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「バーチャルキャスト」は、バーチャルキャスト社が運営するメタバースコミュニケーションサービスで、『時間』や『場所』に囚われることなく『全国各地のユーザー』と共に非日常な日常を体験することができるサービスであることから、
・集まって特別な体験ができるイベント
・友だちが作ったVRで遊べるゲーム
・楽しい瞬間を映した写真や映像
・思い出の共有
・遊びや思い出が詰まった自分だけの部屋
など幅広い楽しみ方ができる仕様となっています。
「バーチャルキャスト」内で使用することができる”アイテム”や”背景”は「Virtual Cast Interactive(VCI)」と呼ばれており、これまでは「VCI」の制作環境を構築するまでには「UniVCI」など様々なパッケージをインストールする必要がありました。
さらに制作した「VCI」をメタバース空間に持ち込むためには、制作した「VCI」を手動でVCIファイルに変換し、3Dデータ共有サービス「THE SEED ONLINE」にて手動でアップロードする、という非常に多くのステップを踏む必要があるという問題点も存在しています。
これらの問題を解決し、メタバースアイテムの制作をサポートするために開発されたオールインワンパッケージが「VirtualCast ToolKit」です。
「VirtualCast ToolKit」は「VirtualCast 」の公式サイトよりダウンロードでき、2023年1月25日(水)より入手可能となっています。
「VCI」の制作環境を構築するためには、「UniVCI」など様々なパッケージをインストールする必要があるという問題点を解決するため、「VirtualCast ToolKit」は『オールインワンパッケージ』となっています。
そのため、制作環境を整えることが容易となります。
「VirtualCast ToolKit」は、メタバース空間に制作した「VCI」を持ち込むためのステップを簡略化することに成功しています。
このツールを活用することで、”Unity Editor”から”THE SEED ONLINE”へワンクリックで直接アップロードすることができるようになります。
さらに、制作した「VCI」のパフォーマンスに関する統計情報を、”Unity Editor”上で確認することもできます。
統計情報から負荷が高いことが予想される場合は、その項目が『色付き』で表示されるため、確認自体も簡単となっています。
メタバースアイテムの制作支援を強化すべく、バーチャルキャストのコンテンツ制作をサポートするUnity Editor 拡張ツール「VirtualCast ToolKit」が、今月25日より提供開始されています。
“メタバース”という言葉を耳にすることが増えてはいても、カスタマイズなどはデジタルに明るい人だけのものだと感じていましたが、このようなキットがあれば気軽に始めてみようと思えるニュースですね。
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